LINE公式アカウントとは?料金は?旧LINE@からの移行方法まで徹底解説!

LINE公式アカウント

LINE公式アカウントとは、ソーシャル・ネットワーキングサービス『LINE(ライン)』による、ビジネスに使用できる集客用のサービスのこと。以前は『LINE@(ラインアット)』という名前でサービス展開していましたが、2019年より『LINE公式アカウント』という名称に変更し、サービス内容にもアップデートがありました。

『LINE公式アカウント』は、いまや大企業だけでなく個人経営の企業や店舗にも欠かせない集客ツールとなっています。今回はこの『LINE公式アカウント』の機能の内容や料金について、また旧サービス『LINE@』からの移行方法等も詳しく見ていきましょう。

LINE公式アカウントとは何?できることと活用事例

『LINE』というと、友だち同士のメッセージの送信(トーク機能等)を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし『LINE公式アカウント』はそのような機能だけにとどまらず、以下のような便利な機能を使うことができるサービスです。

「クーポン抽選機能」でらくらくクーポン発行

『LINE公式アカウント』でも特に人気のサービスが「クーポン抽選機能」。LINE友だちになったユーザーに対し、様々な設定でのクーポンを発行することができます。

【活用事例】
・『LINE友だち』になったユーザーに割引クーポン発行
・月に1回の特別10%割引きクーポン
・抽選で100人にあたる1,000円割引クーポン
・1,000円以上のご利用でワンドリンクサービスクーポン 等

関連記事:開封率はメルマガの約10倍!美と健康のセレクトショップのLINE公式アカウント活用方法とは

「メッセージ配信」でオトクな情報をお知らせ

『LINE公式アカウント』では、友だち登録をしたユーザーに対して、任意でメッセージ(プッシュメッセージ)をまとめて送ることができます。送信先は登録者全員とは限らず、以下のような要素で絞り込むことも可能です。

【メッセージ送信先絞り込み例】
・男女別:女性のみ等
・年齢別:20代のみ、30代以上等
・居住地:東京都内等
【活用事例】
・クーポン発行のオトクなお知らせを告知
・イベントの開催告知
・新しいチラシの発行をお知らせ 等

「タイムライン投稿」で情報拡散も狙える

友だち登録してくれたユーザーに対しては、タイムライン(公式アカウントフィード)への情報投稿をすることも可能です。

ユーザーが「この情報、いいな!」と思った場合、他のLINE友だちにメッセージやタイムライン上でも情報共有をすることができます。つまり、「友だち」になったユーザー以外に対してもお店のことを知ってもらえる確率が高まるのです。

【活用事例】
・セールイベントの告知
・季節性のフェア・期間限定フェアの告知
・新メニューの告知 等

「ショップカード」機能でポイントカード制度もラクに!

「ショップカード」機能でポイントカード制度もラクに
「紙のポイントカードを作ったけど、あんまり使って貰えないなあ…」と悩んでいませんか?紙のポイントカードは財布の中でかさばることもあり、「よほどの常連になった店のもの以外は持たない」という人も多いものです。

しかし『LINE公式アカウント』であれば、LINE上でカンタンにポイントカードを作成・発行することができます。スマホでポイント管理ができるから、かさばる心配も無く登録者上昇が狙えるのです。

【活用事例】
・1回の来店毎にスタンプ付与
・スタンプ10個でワンドリンクサービス 等

スタンプが溜まった時の特典に工夫をすれば、さらなるリピーターを獲得することも期待できます。

「チャット」機能で問い合わせ窓口としても活躍

『LINE公式アカウント』では、通常のLINEアカウントと同じように「友だち」同士でのトーク(チャット機能)を使うことができます。一人一人のユーザーと向かい合え、密なコミュニケーションを取ることも可能です。

【活用事例】
・製品に対する問い合わせ窓口として
・飲食店の予約窓口として
・美容院やネイルサロンのアフターフォローの場として 等

トーク機能はスマホだけでなく、PCから使うこともできます。

関連記事:「LINEチャット」で信頼関係を構築!売上が30~40%アップした鉄板バル店の活用事例

「リッチメニュー」で自社サイトへの誘導も促進

「便利そうなサービスだけど、LINEの中だけでサービスが収束してしまうのでは?」と懸念している企業のWebサービス担当者の方もいるのではないでしょうか?実は『ライン公式アカウント』では、自社サイトへの誘導もスムーズに行うことができるのです。

『LINE公式アカウント』に登録してあるidでは、ユーザーがトーク画面を訪れた際に「リッチメニュー」が表示されるようになります。画面下部を占める大きなメニュー画面となるため、自社ECサイトやWebチラシ画面をアピールすることもカンタンです。

ビジネスにLINE公式アカウントを取り入れるメリットは?

様々な機能が使える『LINE公式アカウント』。2019年現在での登録アカウント数は300万以上、大手企業だけでなく、中小企業・個人ショップ等からも愛用される存在となっています。

『LINE公式アカウント』がここまで注目される理由はどこにあるのでしょう?ビジネス・マーケティングにLINE公式アカウントを取り入れるメリットをまとめてみました。

心理ハードルが低く「友だち登録」してもらいやすい

『LINE』のアクティブユーザー数は、2019年第一上半期時点で国内8,000万人以上。登録ユーザー数内の実に86%がアクティブユーザー(月間1回以上の利用があるユーザー)であり、いわゆる「幽霊会員」がほぼ居ない点が大きな魅力となっています。

この理由としては『LINE』がかつての電話・メールに代わる連絡手段として、定着したことが挙げられるでしょう。つまり多くのスマホユーザーにとって、LINEは「定番アプリ」なのです。

企業の独自アプリやシステムをユーザーが自分のスマホに登録するには、ある程度の手間や時間がかかります。しかし「いつものLINEで友だち登録」であれば、ユーザーにとっての心理的ハードルはぐっと低くなることでしょう。この「気楽さ」が、ライン公式アカウントが集客ツールとして活躍する大きな一因となっています。

メッセージ開封率・クーポン利用率が高い

『LINE公式アカウント』の前身である『LINE@』の頃のデータでは、企業公式アカウントに対する開封率・クーポン利用率の数字は以下のようになっています。

プッシュメッセージ開封率60%以上
メッセージ内URLのクリック率25%以上
クーポン利用率開封クーポンのうち10%以上

ちなみに一般的な「メルマガ」の場合、開封率は5%~10%程度と言われています。実際、メルマガから『LINE公式アカウント』へと移行したことで、開封率を10倍以上にもアップさせている企業は珍しくない状態なのです。

ユーザーからの密なリアクションやレスポンスが取れる点が、ライン公式アカウントの大きな魅力と言えるでしょう。

若年層からファミリー層にまでアピール可能

かつては「20代の若者向けSNS」とされてきたLINEですが、現在では年代別利用率は大きく様子を替えてきました。40代のユーザー数は、なんと総人口比の74%にも届く勢い。また50代・60代ののユーザー数も増加している状態です。

いまやLINEのサービスは、若年層だけでなくファミリー層・シニア層に至るまで、幅広い世代に浸透していると言えます。つまり20代・30代向けの店舗はもちろん、ファミリー向けのサービスを展開する飲食店や小売店も、『LINE公式アカウント』の利用がビジネスチャンスとなる可能性が高いのです。

LINE公式アカウントの料金はいくらかかる?

「LINE公式アカウントに登録してみたいけど、料金はどれくらいかかるんだろう?」と気になっている経営者の人も多いことでしょう。LINE公式アカウントの料金は、なんと無料からスタートすることができるんです!

【LINE公式アカウント:フリープランの料金】
・月額固定費 0円
・無料メッセージ送信可能上限数:1,000通
・メッセージ追加料金:メッセージ追加不可
 
【LINE公式アカウント:ライトプランの料金】
・月額固定費:5,000円
・無料メッセージ送信上限数:15,000通
・メッセージ追加料金:1通あたり5円
 
【LINE公式アカウント:スタンダードプランの料金】
・月額固定費:15,000円
・無料メッセージ送信可能上限数:45,000通
・メッセージ追加料金:1通あたり最大3円

LINE公式アカウントの料金の無料・有料等のランクの違いは、主に月間のメッセージ無料送信数で決まります。月間のメッセージ送信数が1,000通までであれば、月額固定費は無料。例えば「友だち登録ユーザー数250人」の人であれば、週に1回はプッシュメッセージでお知らせができる計算です。

「とりあえずLINE公式アカウントの使い心地を試してみたい」「個人店舗だから、そこまで友だち登録数は多くないかも?」と言う人なら、最初はフリープランからスタートしても十分ではないでしょうか。登録者数の上昇等をチェックしつつ、ライトプラン・スタンダードプランへの移行を考えていきましょう。

LINE公式アカウントの作成・申込方法

『LINE公式アカウント』は、どのように作成・申し込みすればよいのでしょうか。そのステップは意外とシンプル!スムーズに新しいアカウントを作成できます。

(※注※こちらで紹介しているのは、LINE@(ラインアット)を含むLINEのビジネス・サービスを初めて登録する人向けの登録方法です。すでにラインアットに登録したことがある人は、この方法ではなく、下の項目で紹介する方法でLINE公式アカウントへとサービス移行しましょう)

1)LINE公式アカウントのページにアクセスします。
https://www.linebiz.com/jp/entry/

2)アカウント開設手続きに入ります。
「アカウントを開設する」を「認証済み」または「未認証」から選んでクリックします。

3)LINEビジネスIDを登録します。
既にお持ちのLINEアカウント(個人向けのアカウント)をそのままビジネスにも使う場合には、従来のLINEアカウントでログインすればOK。ビジネス向けのメルアド等でアカウントを作りたい場合には、「アカウントを作成」で別途、ビジネスIDを作ります。

4)公式アカウント登録を行います。
個人のLINEアカウントでログインした場合には、従来のアカウントと公式アカウントを連携させることでアカウントが開設されます。ビジネスアカウントを作成する場合には、アカウント作成フォームに、アカウント名・メールアドレス等の必要情報を入力します。

5)アカウント作成を完了させます。
アカウントの開設後、「LINE Official Account Manager」(管理画面)にログインできれば、手続きは完了です。アカウントのその他基本情報(プロフィール画像・背景画像・挨拶メッセージ等)などは、管理画面から登録・変更ができます。

旧LINE@からLINE公式アカウントへの移行方法と移行期間+注意点

2019年4月前から「旧LINE@(ラインアット)」を登録・利用していた場合には、アカウントを『LINE@』から『LINE公式アカウント』へ移行させましょう。『LINE@』から『LINE公式アカウント』へと移行することで、今まで有料アカウントしか利用できなかった機能も使えるようになります。

LINE公式アカウントへ移行する方法

PCからLINE公式アカウントへと移行する場合

1)LINE@Manager(管理画面)にログインします。
2)「お知らせ」のページ上段「LINE公式アカウントへのサービス移行手続きに進む」をクリックします。
3)指示に従って手続きを完了させます。

LINE@アプリ(スマホ)からLINE公式アカウントへと移行する場合

1)『LINE@アプリ』をタップして起動します。
2)「管理」画面を表示させます。
3)「メンバー・アカウント」を選びます。
4)ページ下部の「サービス移行を開始」をタップします。
5)指示に従って手続きを完了させます。

LINE公式アカウントへの移行時期は?

LINE@からLINE公式アカウントへの移行は、2019年8月現在、すでに行えるようになっています。

ユーザーが任意で移行できる時期

2019年7月中旬~2020年1月14日

この期間の間には、ユーザーが任意で好きな時に『LINE@』から『LINE公式アカウント』へと移行できます。なお一度手続きが完了すると、旧サービスである「LINE@」の管理画面やアプリは使えなくなります。スタッフ数名で管理を担当している場合には、十分に通達をしておき、スムーズに『LINE公式アカウント』の管理画面ならびにアプリに移行させましょう。

強制サービス移行が行われる時期

2020年1月14日~2020年2月28日までのいずれか

2020年1月14日までにユーザーによる移行手続きが行われなかった場合、『LINE』社によって強制的にアカウントの移行手続きが行われます。サービス移行期間の2月28日までのいつに強制執行が行われるのかは、ユーザーには知らされません。

LINE公式アカウント移行に要注意!

強制移行では「フリープラン」になってしまう

任意で移行できる時期にユーザー側が移行手続きをせず、LINE社による強制移行となった場合、すべてのアカウントが「フリープラン(無料サービス)」のアカウントになってしまいます。

これは『LINE@』で有料サービスを使用していた場合でも同じです。『LINE公式アカウント』で有料サービス(1000件以上のメッセージ送信等)を行う場合には、あらためて有料サービスへの申込み等を行わなくてはなりません。

いずれの場合でも早めに手続をした方が良いですが、特に『LINE@』で有料サービスを利用している場合には、早めに『LINE公式アカウント』へと移行手続きを済ませておきましょう。

事前のお知らせは無いので注意!

強制サービス移行の時期が近づいても、LINE社から各アカウントに対して個別で告知はしないことが『LINE@』の公式ブログで明言されています。「もう少し後で…」と考えているうちに、強制移行の時期が来ては大変!忘れないように注意しましょう。

おわりに

『LINE公式アカウント』(旧名LINE@)の料金や機能、移行の注意点などはいかがだったでしょうか。無料でも使えるサービスなので、まずは気軽に機能や管理画面の使い心地を試してみるのも手ですね。クーポンの自由度の高さ、ユーザーからのレスポンスの速さ等、従来のメルマガ等との違いに驚く人も多いはず。マーケティングを開拓するひとつの手段として、早めに『LINE』も取り入れていきましょう!

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