ホームページのリニューアルに成功するための鉄則!

ホームページのリニューアル

「何年もそのままの会社のホームページ、そろそろリニューアルした方が良いだろうか」「店舗の公式サイトを放置しっぱなしだけど、売上アップのためにもリニューアルを考えた方が良いのかも…」企業や店舗経営者の方はもちろん、Webマーケティング担当者の中には、公式サイト・ホームページ運営の大幅刷新を考えている人も多いのではないでしょうか?

ホームページ・公式サイトのリニューアルは「ただ内容を新しくすれば良い」というものではありません。リニューアルによって売上アップ・コンバージョン率上昇等の「良い結果」に結びつけるには、いくつかのコツが必要です。ここではWebマーケティングに成功したい人ならば必ず知っておきたい「ホームページのリニューアル時の鉄則」を解説していきます。

ホームページのリニューアルが必要な理由とは?

公式サイト・ホームページは、そもそもなぜリニューアルが求められるのでしょうか。まずは店舗や企業の公式サイトが定期的にリニューアルを必要とする理由について見ていきましょう。

ユーザーの利用環境の変化

Webマーケティングで何よりも重要なのは、ユーザーが快適に見ることができるホームページ(ウェブサイト)を提供することです。しかしユーザー達を取り巻くデバイス(端末)やインターネットブラウザ、その他ソフトウェア等の利用環境は、驚くべきスピードで進化を遂げています。

デバイスの主流がスマホへ

代表的なところで言えば「パソコンからスマホへの変化」が挙げられるでしょう。例えば20代のユーザー層の場合、プライベートでネット視聴をする場合の利用デバイスは85%以上が「スマホ」になっています。また近年では50代~60代以上でもスマホユーザーが増え、かつての「ガラケー向けサイト」の需要はほぼ無くなってしまいました。

スマホでもPCサイトを閲覧することは可能ではありますが、PCに比べて画像等が小さく、情報を見づらくなります。スムーズに購入・契約といったアクションに繋げるには、スマホ対応のサイトを制作することは必須です。

FLASHプラグインの終了

ソフトウェア・プラグインの類も、栄枯盛衰のスピードが早いです。2000年代にはPC向けサイトのアニメーション表示を担うソフトウェアとして隆盛を誇った『AdobeFLASH』は、2020年いっぱいを持ってサポートが終了することが決まりました。

FLASHに頼ったサイトデザインを行っていた公式サイト・ホームページは、早急なリニューアルを考慮する必要があります。

ペルソナ・ユーザー層の世代交代

ペルソナとは、企業側が想定するサービス・商品の典型的なユーザー像のことです。例えば化粧品等で言えば「20代女性向け」「40代女性向け」等、様々な商品がありますよね。

ロングセラー製品が「40代向け化粧品」として販売を続けていたとしても、ユーザー層はずっと同じというわけではありません。「40代の女性」の在り方や好むものは年月を経るに連れて大きく変わってきます。例えばかつては女性向け商品の宣伝といえばピンク系の色味でまとめるのが基本とされてきましたが、近年では製品によっては、ピンクを使うのがマイナスとなることも判明してきました。

「今までどおりのデザインやコンテンツ」のままでは、新しいペルソナ/ユーザー層を獲得できません。今後新しく掴む客層の好みに合わせて、ホームページを展開していくことが大切です。

ネット業界のトレンドの移り変わり

2010年以降のトレンドの変化としては、SNSの台頭が挙げられます。ビジネスシーンではFacebook、プライベートやサブカルチャーではTwitter、アパレルや若年層向けサービスではInstagram・Tik Tok等、複数のSNSのアカウントを持つことはいまや「常識」になりました。

各企業側もこのようなSNSの普及に合わせ、SNSの情報波及をしやすい形に企業公式サイト・ホームページをリニューアルするようになっています。公式ブログにSNS投稿のボタンを搭載する、SNSでのシェアを想定し画像サイズを考慮する、Instagramと公式サイトを連動させる等もその一例です。

業界トレンドの遷移

ネットユーザーは、商品やサービスを購入する際にいくつもの「候補」を用意してそれぞれを比較しています。つまりWebマーケティングでは、複数の競合他社と常に比べられ、選定されている状態なのです。

そのため業界内のトレンドの推移は、公式サイト・ホームページによる売上や契約数等に大きく影響を与えます。

例として「旅館」で考えてみましょう。あなたがAという地域で旅館を探しているとします。B,C,Dという3つの旅館で悩みましたが、B・C旅館はサイトがキレイでわかりやすく、フォームからの予約もカンタン。予約状況もサイト内のカレンダーで楽に確認ができます。

しかしD旅館のサイトは、簡易なHTMLで作られており画像も暗め。予約を取るには、わざわざメールを送らなければなりません。あなたはどの旅館を選ぼうと思うでしょうか?雰囲気が新しくキレイそうで予約も楽なB・C旅館の方が良いな…と思う人が多いはずです。

競合他社がすでにサイトをリニューアルしている、業界を先導する大手がサイト改善に熱心に取り組んでいる–このような場合、業界のトレンドは大きく動いている状態と言えます。相対的に「古い」「遅れている」と感じさせないためにも、公式サイト・ホームページのリニューアルを適宜行うことが重要です。

ホームページをリニューアルする時の鉄則

Googleアナリティクスの解析ツール
ではホームページ・公式サイトをリニューアルする時の注意点を見ていきましょう。

1.今のサイトの課題を突き止めよう

漠然と公式サイト・ホームページのリニューアルをするだけでは、満足できる結果は手に入れられません。まずは現状を正確かつ詳細に把握し、「何が問題なのか」を突き止めることが大切です。

どんなユーザーが訪れている?

『Googleアナリティクス』等の解析ツールを使って、現状のサイトに訪れるユーザーの傾向をチェックしてみましょう。『Googleアナリティクス』は、Googleアカウントさえ取得すれば無料で使える便利なツールです。ツールを使いこなすことで、例えば次のような情報を手に入れられます。

取得できる情報の例

・サイト訪問数(セッション数)
・ページビュー数
・アクセス元の地域
・利用デバイス
・流入元(グーグル検索、Facebook広告等)
・コンバージョン数
・関心のあるカテゴリ
・人気コンテンツ
・滞在時間
・離脱率 等

現状のサイトを訪れているユーザー層は、あなたの会社の求めているターゲット層とマッチしているでしょうか?またコンテンツには狙い通りに人が訪れていますか?滞在時間が短いようならば、コンテンツの内容に問題がある可能性も。アクセスが多いのに購入等のコンバージョンに繋がらないのであれば、カートシステムや入力フォームに改善点があるかもしれません。

現状を詳しく解析しながら、今の問題点をリストアップしていきましょう。

2.ペルソナ・ターゲット層・サイト目的の絞り込み

公式サイト・ホーム・ページのリニューアルに取り掛かる前に、「誰のためのサイトなのか」「何をしたいサイトなのか」をハッキリとさせましょう。

「どんな人」に来てほしいのか?

まずは製品・サービスのペルソナ(典型的客層)のイメージを絞り込みます。漠然と「とにかく誰でもいいから店に来て欲しい、売れて欲しい」という戦略では、マーケティングは成功しません。「老若男女の誰にでもウケる万能のサイト」というのは、残念ながら存在しないからです。

家族の中で考えてみてください。あなたとあなたの配偶者では、好みは違いますよね?あなたの子どもや親とも、あなたと嗜好は違うはず。年齢や性別・ライフスタイル等で、興味や好みは大きく変わってきます。

私達が読者を惹き付けるには、まず「どんな読者をひきつけたいのか」をハッキリと決めなくてはなりません。要素をしっかりと絞り込むことでこそ、ターゲット層にピッタリとマッチするホームページが作れるのです。来て欲しい顧客を細かくイメージしてみてください。

ペルソナの絞り込み要素

・性別は?
・年齢層は?(20代、30代等)
・居住地は?(都道府県、居住エリア、勤務地等)
・年収は?(富裕層、年収500万円クラス等)
・家族構成は?(単身者、子持ち、2世帯住宅暮らし等)
・ライフスタイルは?(プライベート重視型、朝活型等)
・嗜好は?(ナチュラルライフ好き、スタイリッシュを好む等)

サイトの最終目標は何か?

公式サイト・ホームページの目的は、企業によって異なります。さらに言うとサイトの目的によって、最適なサイト構造・デザイン・コンテンツ等も変わってきます。こちらもペルソナと同じく「どんな目的も叶う万能なサイト」というのはありません。サイトで何がしたいのかを明確にしてみましょう。

サイトの目的例

・企業直営のECサイトの売上を上げたい
・資料請求の問い合わせ数を増やしたい
・新しい企業(店舗)の知名度を上げたい
・業界での信頼性(ブランディング)を確立したい 等

例えば前述の「旅館サイト」でも、「サイトからの直接の予約申込を増やしたい」という場合と、「外部宿泊予約サイトでのランキングを上げたい」というのでは、サイトの作り方は変わってきます。最終目標をキッチリと絞り込んでこそ「求める結果」は得やすくなるのです。

3.コンテンツは人気/不人気で切り分けを

ホームページのリニューアルのコツ1で「現状を解析しよう」と案内しましたね。現在のサイトで人を集めているコンテンツ、反対に不人気なコンテンツはどれなのか、もう把握ができていますか?

ホームページのリニューアルでは、各コンテンツの集客力等も考えながら改善を進めていく必要があります。

人気コンテンツはタイトルタグを変えない

  • Googleの検索上位を獲得できている
  • アクセスを一定数獲得できている
  • SNS等で話題になったことがある

上のような人気コンテンツについては、タイトルやコンテンツ内容を大きく変える必要はありません。タイトルタグ等を変更してしまうことで、せっかく獲得できていたアクセス数が落ちてしまい、Googleの表示順位が下がる可能性も考えられます。

不人気コンテンツは入れ替え・削除

  • アクセスがほとんど無い
  • Google検索順位が下位である
  • ユーザーや顧客から話題になったことがない

お試しで作ったが中断したコンテンツ、企画で失敗してしまったコンテンツ、人が来ないコンテンツ…このような不人気なコンテンツについては、タイトルタグや内容等を大幅に改善し、SEO対策を狙った方が良いでしょう。

完全な作り直しでなくても、テキストの増量やタイトルの見直し、構成のやり直し等でSEO(検索エンジン最適化)ができることもあります。

4.ホームページ制作業者の「制作力」をチェック

公式サイト・ホームページの制作は、近年では社内制作ではなく専門の業者に外注する企業の方が多いですね。しかしホームページの外注業者を選定する時、「ホームページ制作の料金・価格が安い」という点ばかりを気にしてはいないでしょうか?

サイト制作会社のチェックポイント

・どのような改善をすべきか提案してくれるか?
・企画されたコンテンツにはどんなものがあるか?
・どんなデザインが得意か?

このような点は必ず確認し、自社サイトに合う業者なのかを見極めることが大切です。同じ「ホームページ制作会社」でも、スタイリッシュなデザインが得意だがコンテンツ力はいまひとつ…というところもあれば、見た目はそれなりな堅実さだがコンテンツの企画力が強い、というところもあります。

コツ1.の課題や2.のペルソナ・目的から「どんなサイトを自社が必要としているのか」を考え、それにマッチする業者を選びましょう。

「今後E-A-Tを軽視したホームページは確実に上位表示されない」その内容と対策を解説

おわりに

公式サイト・ホームページのリニューアルを成功させるための鉄則、すべてクリアできそうでしょうか?課題を改善した新たなホームページを手に入れることは、会社や店舗の経営を変える大きな手がかりにもなります。

「なんとなく変える」「漠然と新しくする」から脱却しましょう!そのためにも、まずは現状の解析から始めることが大切です。自分だけでは解析すらも難しいな…という場合には、いくつかのホームページ制作業者にプランを相談してみるのも手ですよ。

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