集客にSEOは必要?抑えるべきSEO対策と業者選択のポイント

抑えるべきSEO対策

21世紀の企業経営・店舗経営において、絶大な影響を及ぼす存在であるWebマーケティング。中でも重要視をされているのがSEO対策(検索エンジン最適化対策)です。しかし中小企業経営者・店舗経営者の方や、企業Web担当者の中には、「そもそもSEOは必要なのだろうか」「SEO対策は自分達でできるのか?」「SEO業者を選ぶリスクはあるのか?」といった疑問を持たれている人も多いのではないでしょうか?

知っているようでいて、「SEO」の詳細は意外と理解をしていないことも多いものです。今回はSEO対策の概要や必要性について、そしてSEO業者選びの重要性・SEO業者選択ポイント等を詳しく解説していきます。

この記事コンテンツの情報元は、Google Search Console ヘルプより参照しました。

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そもそもSEO対策とは何なのか?

SEO対策のことを「とにかくキーワードを詰め込むこと」と思っていませんか?「SEO=キーワード(ロングテールキーワード等)」といった誤解は、企業Web担当者の方にも多く見られます。

もちろんキーワードに関する調査も重要ではありますが、SEO対策はそれがすべてではありません。SEOとは「検索エンジン最適化(search engine optimization)」の略称。Google等のサーチエンジンに自社サイトの検索結果を上位表示させられることを目的とした、様々な対策を総称したものが「検索エンジン最適化」なのです。

Google等のサーチエンジンは、「ユーザー(一般利用者)達にとって役に立つサイト」を求めています。つまりGoogle側が「専門性がある」「役に立つ」と判断できるように、サイト・ブログ等の構造や内容を最適化していくことが、「検索上位」となるために重要なのですね。では、SEO対策の一例を見ていきましょう。

1)サイト構成の見直し:エラーページがある、適切な表示がされないといったサイト構成の問題があると、サイト全体の検索結果が下る恐れがある。リダイレクト・ホスティングといった技術的な見直しが必要。
2)セキュリティ・表示の見直し:スマホ対応はしているか?ブラウザや利用環境が限定されてはいないか。どの環境・ブラウザでも快適に表示できるサイト作成が必要。セキュリティ対応「SSL/HTTPS」の導入有無も、Googleのアルゴリズムの要素として盛り込まれている。
3)クローラビリティの向上:Googleサーチロボットがサイトをうまく解析できるように対策する。画像情報には「alt属性」を設定する。またリンクには適切なアンカーテキストを使用し、リンク先をロボットに解析させる。
4)コンテンツの充実:そもそもサイトコンテンツが不足していてはNG。サブコンテンツやユーザーの役に立つエデュケーショナルコンテンツを盛り込み、定期的な更新を行う。
5)キーワードの選定:ユーザーが検索時に使いやすいキーワードを想定し、テキストに盛り込んでいく。
6)キャンペーン展開:Twitter、Instagram等のSNS等を使用して、ユーザー数・認知度アップのキャンペーンを展開。この他アメブロ等のブログ、YouTube等の動画サイト等も活用。SNSや動画サイト等からのリンクが増加することで他サイトからの被リンク数が連動的に増加することが期待できる。

現在上位表示を占めているサイトは、このような多彩なSEO対策を行うことで「役立つサイト」「専門性のあるサイト」という評価をGoogleから受けているのです。

上記のようなSEO対策を行うサイトとまったく気にしていないサイトでは、表示順位に大きな差が出てきます。忙しいユーザー達は、検索結果の最初の1ページしか見てくれません。つまり「検索5位以内」に食い込めるかどうかが、サイトのユーザー数、PV数を左右することになるのです。多くのユーザーの目に止まり、Webで存在感を発揮するためには「SEO」は絶対に必要と言えます。

 

SEO対策は自分でできる?SEO業者に依頼する?

では実際にSEO対策を行うとして、Web担当者はどのようなことをすればよいのでしょうか。自分でできるSEO対策としては、以下のような方法があります。

1)SERP(SERPs)の特徴を掴む:、Google等の検索エンジンの表示結果を調査し、似たような業種・職種でどのようなサイトが上位表示されているかを掴みます。そのうえで、今後のコンテンツ展開を考えます。
2)コンテンツ考案:Googleに「上質なサイト」と判断されるような、ユーザーにとって役立つコンテンツを考案します。 例:ヘアサロンの「シャンプーの選び方講座」、オーガニックカフェの「野菜の選び方講座」等
3)画面表示状態・速度の確認:様々な環境(スマホ・PC)からサイトを閲覧し、適切に表示されているか、表示に時間がかからないかを確認します。表示に問題がある場合には、即時で技術面のトラブルを解消します。
4)画像・リンク設定:すべての画像データにalt属性で画像説明を行いましょう、リンクの<a>タグのアンカーテキストには重要なキーワードを盛り込みます。
5)テキストの増量:テキストデータが少ないと、「専門性が低い」と判断されがちです。カンタンに言うと、「文章の少ないページはSEOで不利」ということになります。1記事・1ページあたりの文字数は500~600字以上を目安とし、ブログでも文字数の少ない記事は控えます。
6)キーワードの選定:グーグルキーワードプランナー等を使用し、現在ユーザー達が検索に使用しているキーワードをチェックします。検索ボリュームが大きなワードだけでなく、あえてニッチなワード(ロングテールキーワード)を盛り込むことも大切です。
7)スニペットの見直し:検索結果に表示されるサイトの要約文である「スニペット」を「meta description」で設定します。
8)コンテンツを拡散する:TwitterやFacebook、Instagram等のSNS、You Tube等の動画サイト等を使用して、コンテンツを多くのユーザーに拡散していきます。

意外と多くの「SEO対策」ができることがわかりますね。しかしこれらのSEO対策に共通している問題点があります。それは「SEOには手間と時間がかかる」ということです。

「500字~1,000字の専門性のある文章を書く」というだけでも、「仕事の片手間にはなかなかできない」と感じる人が多いことでしょう。そしてコンテンツを充実させるためには、「1ページを作ればおしまい」というものではありません。定期的にコンテンツのテーマに即した話題を出し、テキストや画像を増やしていく必要があるのです。

SEO対策で「結果」が出るまでには、短くても4ヶ月程度、一般的には一年程度の「継続した対策」が必要であると考えられています。

SEO対策は「自分でできる対策」ではありますが、会社経営・店舗経営をしながら長期間をSEO対策に充てることは難しい…という方がほとんどではないでしょうか。

・サイト製作・構造等の技術的な面やWeb専門知識に不安がある
・定期的にコンテンツ製作を行う時間が取れない
・文章を書く、魅力的な画像を撮るといった製作が苦手

上記のような点に思い当たるところが多いという方は、SEO対策のプロフェッショナルである「SEO業者」の導入を検討してみた方が良いかもしれません。

 

SEO業者に依頼するリスクはあるのか?

「上位表示をさせたいから、SEO業者に依頼をしよう」--この時に気をつけたいのが、「悪徳なSEO業者」という存在です。2010年頃、Googleでの上位表示を狙う悪徳なSEO業者の間では、以下のような「抜け道対策」をする方法が出回っていました。

・リンクプログラムの使用:被リンク数を得るためのリンクの売買、相互リンクのみを目的としたコンテンツの製作等
・コンテンツ自動生成ツールの使用:自動翻訳ツール等を使って、日本語としては不自然なページを製作する等
・コピーサイト・パクリサイトの製作:他者が制作した記事や画像をそのまま使用してサイトを生成
・誘導ページの製作:読者を最終的に別のページに転送するためのページ(ドアウェイページ、エントリーページ)等の制作
・クローキング:実際のユーザーとサーチエンジンにそれぞれ別のURLやコンテンツを表示させる
・キーワードの乱用:検索に使われやすいキーワードを多用しようとして、キーワード出現率が異常に高い「不自然な文章」のサイトを制作する

しかし2012年に行われたGoogleの「ペンギンアップデート」によって、このような方法を行っているサイトは軒並み「ペナルティ」を受けることになりました。表示順位が一気に下げられたり、最悪の場合には「Google八分(検索結果に出ない)」という評価を受けたサイトもあったのです。検索上位を目指したつもりでSEO業者に依頼をしたら、とんでもない目にあった--このようなケースは珍しくありません。

2019年現在、上記のような「小手先」でのSEO対策はGoogleには一切通用しないと考えたほうが得策です。しかし現在においても、人工リンクによるランキング急上昇をウリにするようなSEO業者は存在しています。

「ある日突然、自社のサイトがGoogle表示されなくなる」–安易なSEO業者選びをすると、このようなリスクがあることを忘れてはなりません。

 

SEO業者を選択するポイントは?

ではSEO業者を選ぶ時には、どのような点を重視したら良いのでしょうか。

1)実績を確認する

過去の実績としてサンプルを見せてもらいましょう。特に自社と同業種での実績、展開予定の地域での実績等は要チェックです。過去の成功事例の中で、もっとも重視しているSEO技術はどこか?といった点も確認しておくと安心です。

2)社歴・連絡方法を確認する

創業年数はどのくらいか確認しましょう。長ければ良いというものではありませんが、できたばかりであったり、所在地が点々としているような企業はやや信頼度に劣ります。またSEO向けのアドバイスや制作過程等においては、密な連絡が必要になります。連絡手段を複数提示できるようなSEO業者を選びましょう。

3)面談内容の方向性を見る

本格的かつ根本的なSEO対策を行うにあたっては、対策を開始する前に以下のような点を必ず確認する必要があります。

・企業の製品・サービスのメインユーザー層(年齢、性別、居住地)はどこか。
・企業の製品・サービスの強みやウリはどこにあるか。
・今後獲得していきたいユーザー層(年齢、性別)はどのような層か。
・現在のビジネスの収益方法のスタイルはどのような形か。
・公式サイト以外に、広告・宣伝媒体を使っているか。
・競合している店舗や企業はどこか。

契約までの間にこのような質問がSEO業者側から一切出てこないとしたら…残念ながら、的確なSEO対策が行われる可能性は限りなく低いと言わざるをえません。もしくは何らかの詐欺行為で、一時的に表示順位をアップさせる目論見がある可能性も考えられます。

4)嘘や大げさな表現が無いか?

【虚偽・大げさな表現の例】
・Googleでの最上位表示を約束します
・Google関係者が居るので大丈夫です
・Googleで優先的に登録できる方法があります
・当社での方法であれば1ヶ月で表示順位がアップします

 
Googleのサーチコンソールヘルプ「SEOが必要なケース:有用なガイドライン」では、Googleでの優先登録(最上位表示等の確約)が一切無いことがハッキリと書かれています。

Googleにサイト登録を依頼にするには、定められたフォームからURLを追加するか、サイトマップを送るかしか手段はありません。「Googleの関係者が居るから上位登録できる、優先的に登録できる」といった業者はすべて詐欺です。

また本格的なSEO対策の場合、結果があらわれてくるまでには短くても3~4ヶ月、一般的には一年程度の時間が必要であると考えられています。1ヶ月と言った「超速攻」を謳うSEO業者には注意が必要です。

5)検索結果とリスティング広告を混同させていないか?

SEO対策による上位表示は、Googleへの宣伝費を支払って行う「Google広告」とは異なるものです。「広告費を払えば上位表示ができる」といった説明は正しくありません。

「SEO」と「広告」をごっちゃにしたような説明を行うSEO業者は悪徳業者と考えた方が良いです。

6)不適切な行為を推奨していないか?

以下のような方法は、すべてGoogleのペナルティ対象となる行為です。

・シャドードメインの作成、所有:不正なリダイレクトによってユーザーをひとつのサイトに集中させるドメインを所有している。
・誘導ページの設置:あきらかに不自然な大量のキーワードを含んだ誘導ページを設置する。悪徳業者の中には、他の顧客のユーザー向けの隠しページを設置していることもある。
・リンクプログラムの使用:他サイトとのリンクの売買、人工リンクの設置

 
上記のような方法で「一気に検索上位に上がれる」と言われても信頼してはいけません。Googleのペナルティを受ければ、御社サイトが永久にGoogle検索に表示されなくなる可能性もあります。

 

おわりに

SEO対策の概略、そしてSEO業者の選択する時のポイントはいかがでしたか?悪徳なSEO業者にダマされないための重要なポイントとして、まず会社経営者側・Web担当者側が「SEOとは何か」をよく理解しておくことが挙げられます。

・見に来るユーザーに有益なコンテンツを作る
・専門性のある記事を掲載する
・サイトの情報量を増やす
・ユーザーが検索しやすいキーワードを使って文章を作る
・Googleが解析しやすいサイト作りを行う

Googleが推奨し、実際に効果をあらわしているSEO対策はつまるところ上記の5つしかありません。「裏ワザがある!」というようなSEO業者を選ばない-- 企業・店舗のWebマーケティングを破綻に追い込まないためにも、「正しいSEO」を提示できるSEO業者を選ぶことが大切です。

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