マツエクサロン開業までの準備リストと集客成功に導く4つのポイント

開業

少人数のアイリストでも経営できることから、最近では個人でマツエクサロンを開業する人も増えてきましたね。でも「マツエクサロンを開業したいけど、何から始めたら良いのか…」「マツエクサロンの経営に失敗したらどうしよう?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

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ここではマツエクサロン開業までの準備をリスト化し、わかりやすく説明していきます。またマツエクサロン開店以降に集客成功をするためのポイントもご紹介しますので、参考にしてみてください。

マツエクサロンを開業するまでの準備リスト

まずはマツエクサロンを開業するまでに絶対に必要な準備をくわしく解説していきます。

美容師免許を取得する

マツエクの施術をするには、美容師免許を取得しなくてはなりません。「まつげエクステを付ける『アイリスト』なのに、美容師免許を取るってどういうこと?」と思う方も多いことでしょう。

でもまつげエクステを付ける「グロー(接着剤)」等の薬剤を扱うには、キチンとした国家資格が必要!薬剤類やツイザーは、万一の時にはお客様にケガを負わせてしまうかもしれないものですから、きちんとした技術を持っている人しか扱えません。現在のところ美容関連の国家資格は「美容師」…ということで、マツエクサロンで施術をするには美容師免許が必須ということになっています。

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なお万一「無免許」でマツエクサロンを開業すると、厚生労働省(保健所)から調査が入り、営業停止・罰金の支払いといった大きなペナルティを受けます。

美容師免許取得には、美容専門学校等で専門知識・技術を学び、美容師免許試験(実技と筆記)に合格する必要があります。基本的には学校期間が2年ですので、早めに準備をしておきたいところですね。

【従業員2名以上のサロンでは管理美容師免許も必須】
ご自分以外にアイリストを雇い、従業員数が2名以上という場合には、美容師免許だけでなく「管理美容師免許」も必要になります。

管理美容師免許を取得するには、美容師免許取得後3年以上は美容業務に従事し、なおかつ資格を得るための講習を修了させなくてはなりません。個人サロン以外のマツエクサロンを開業するには、基本的にアイリストもしくは美容師として、3年以上修行をする必要があるというわけです。

店舗を契約する・内装を準備する

開業したい立地で空き店舗を探し、契約します。マツエクサロンの場合、美容院ほど「必ず大きな道路面に設置」といった立地の点は重視されません。

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ただしあまり奥まった立地、駅から遠い場所等ですと集客の点で不利になりますので注意しないとね!
また店舗を探す際には、下の項目でご紹介する「保健所のチェックリスト」をクリアするものかどうかを必ず確認してください。

ご自宅をマツエクサロンとして開業する場合には、保健所のチェックリストをクリアできるように内装・道具の準備をします。なお東京都の場合「最低でも13㎡以上の作業室の面積が必要」となるなど、自治体によって開業できる部屋の広さにも制限がありますので注意しましょう。

道具の準備をする

まつげエクステの施術に必要な道具や、保健所にチェックされる道具等を揃えます。

【必要な道具例】
施術用のベッド
道具用のデスク(道具類の収納設備)
スツール
照明(作業面で100ルクス以上あること)
お客様を待たせるためのソファ・椅子
蓋付きのゴミ箱、毛髪箱
ツイザー、ピンセット類
プライマー
まつげ用エクステンション、エクステ見本
マツエク用グルー
クレンジング剤
消毒液
作業衣
薬液容器
メスシリンダー大小(自治体により異なる) 等

保健所に書類を提出する

マツエクサロンは「美容所」の一種という扱いになるため、保健所での認可が必要になります。美容書開業のために必要な書類をそろえて、遅くとも開業一週間前までには提出をしましょう。

【提出書類】
開設届:氏名、美容師番号等を書きます
施設の構造設備の概要:作業室面積、客待ち場所、椅子の数等
施設の案内図・平面図:店舗の位置が明確にわかる資料と設計図を提出
従業員の名簿:氏名、住所等
美容師免許:施術するアイリストのものは全員必要
医師の診断書:美容師免許有資格者は全員、3ヶ月以内の診断書を提出
講習修了証:複数の従業員がいる場合は、管理美容師の講習修了証を提出
登記事項証明書:法人としてマツエクサロンを開設する場合は提出

※提出資料は自治体により異なる場合があります。開業予定の保健所に事前に相談し、必要書類を確認しましょう。
全国保健所一覧:保健所管轄区域案内(厚生労働省HPへ)

保健所の立会検査(施設検査)を受ける

書類の提出後、保健所による施設の構造設備の検査が行われます。検査時に「NG」とされないように、しっかりと準備をしておきましょう。

【施設検査のチェックポイント例】
床・壁が水の染み込まない材質か?
作業室の面積は13平米以上か?(東京都の場合)
水道設備は2箇所以上あるか?(洗髪用、器具洗い場用)
作業時の照明が100ルクス以上を確保できているか?
客待ち場所があるか?
作業衣があるか?
消毒液が置かれているか?
器具・布片を収納できるか?
蓋付きゴミ箱・毛髪箱があるか?
施設は清潔か?
換気設備はあるか?
器具洗い場に薬液容器・メスシリンダーはあるか?(自治体により異なる)

※必要な道具やチェックポイントは、自治体によって異なる場合があります。事前相談や資料提出時に必要なチェックポイントは教えてもらえますので、必ず事前に確認しましょう。
※立会検査は10分~15分程度で終了しますが、NG項目がひとつでもあると認可がおりず、再検査となります。

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上記の検査がクリアしたら、確認書が作成されて交付の連絡が来ます。保健所に行って「確認書」を交付されれば、その日からも開業OK!晴れてマツエクサロンのスタートです。

 

マツエクサロンを成功させる4つのポイント

マツエクサロンを開業させるために「絶対必要」な準備は、上記でご紹介したとおり。でもサロン経営を成功させるには、これだけでは不十分です。マツエクサロン経営に失敗しないためには、どのような点に気をつければよいのでしょうか。

マツエクサロンでは内装費をケチらない

マツエクサロンの開業は、ヘアサロンに比べるとお金がかからないと言われています。とは言え、初期費用はそれなりに必要。道具にも人件費にもお金がかかるし、店舗を借りる場合には敷金・礼金等もかかります。「内装費を抑えて、出費を減らしたい」と考える人も多いのではないでしょうか。

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でもこの考えは絶対にNG!自分がお客さん側の時の気持ちを思い出してみましょう。安っぽい内装のヘアサロンやネイルサロンに行って、気持ちってアガりますか?「なんか違うなー」という気持ちになる人がほとんどのはず。

女性の多くは、美容系のお店に行く時に「技術」だけではなく「雰囲気(ムード)」を求めているんです。たとえ自宅サロンとしてマツエクサロンを開業する場合でも、生活感の無い「ステキな空間」をお客様に見せることはとても大切。内装費をケチって開業しても、お客様はリピーターにはなってくれません。

「お客様が『良いな』と感じられる店」を作ることは、長くマツエクサロンを続けるためにとても大切です。清潔感ももちろん重要ですが、内装や小物類にはこだわり、「癒やしの時間」を演出できるようにしましょう。

消耗品の業者選びを忘れずに

マツエクサロンで必要になる「消耗品」って何だと思いますか?まつげエクステ(人工毛)やグルー(接着剤)などは当然、どんどん使われる消耗品の一種ですよね。でもマツエクサロンの消耗品はそれだけではありません。

施術には乳液やメイク落としといった美容関連アイテムも必要ですし、お客様が使用するティッシュペーパーやトイレットペーパー等も消費されます。このような消耗品については、仕入れ業者の選定を早めにしておくことが大切です。

「買えるものはその都度ドラッグストアやお店で買えばいいかな」と思っていませんか?特に個人店舗の場合、お客様が来店している間には買い出しにもいけません。開業してからアレもコレもが足らなくなった、Webでは売り切ればかり、いつ届くかわからない…こんなことになっては、お客様の満足度も下がってしまいます。

消耗品や事務用品等であれば、アスクルやAmazonプライムといったスピード宅配サービスを利用するのも手。また美容関連の専門アイテムについては、信頼できる店舗や業者を早めに決めておきましょう。

プロ向けの商材を扱う業者と早めに知り合って仲良くしておけば、今後のトレンドを教えてもらえたり、優先的に在庫を回してもらうこともできます。他のサロンより一歩先駆ける「良いマツエク」を手に入れることも、マツエクサロンが成功する大切なポイントなのです。

公式サイト等のWeb宣伝は開業前から準備を!

マツエクサロンの開業準備で、ついつい後回しにされてしまいがちなのが「宣伝」。「口コミで少しずつお客様が増えればいいかな」と思っていませんか?残念ながら、それがマツエクサロン経営の失敗の元です!

「紹介・口コミのみ」で経営を成り立たせるには、口コミの元となる「最初のお客様」が200人以上は必要と言われています。よほどの人気マツエクサロンで以前に働いており、お客様をたくさん開業時に連れてくることができる--そんなアイリストが居ない限り、リアルな口コミだけで安定したお客様の数をキープするのは難しいところ。多くのマツエクサロンはこの「最初のお客様」を捕まえられず、そこから慌てて「宣伝」のことを考える…という順番になっています。

しかし「宣伝」とは、考え始めてすぐに作れるものでも、効果が現れるものでもありません。

【宣伝手法の例】
公式サイト(ホームページ):一般的なサイト制作会社の場合、納期は1ヶ月半~2ヶ月程度。・デザインによっては3ヶ月程度かかることもある。
SNS(Twitter、Facebook、Instagram等):フォロワー等のつながりが生まれるまでに時間がかかる。方法にもよるが、効果があらわれるには3~4ヶ月以上の定期的な宣伝が必要。
ブログ:記事数が少ないブログにはほとんど読者がつかない。内容の詰まった専門性のある記事(1,000字程度)を、少なくとも30~40記事以上は準備する必要がある。日常的な日記的なブログのみでは集客は難しい。
チラシ:ごくカンタンな文字のみチラシなら一週間前後で制作できるが、凝ったデザインや紙質の場合には1ヶ月程度はかかる。チラシ配布業者の選定も必要なため、2ヶ月程度は見た方が無難。

つまりどの宣伝方法を使うにしても、「開業してから宣伝準備」では集客効果がなかなか間に合わないということなのです。

公式サイトの制作やWeb宣伝等は、「開業前」から準備をしておくことが大切!ホームページやSNSで「カウントダウン」ができるくらいにしておけば、開業時のオープンフェア宣伝等でお客様を呼び込むこともできます。

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予約フォームの準備は必須

公式ホームページ等のWeb関連の準備で、もっとも大切と言えるのが「予約フォーム」の準備です。現在では店舗の予約等のために電話をかける人は少数派。特に20代~30代では、65%近い人が「サロンの予約にはWeb(スマホ)を使う」と回答しています。オンラインでスマートに予約ができるシステムを置いておくだけでも、集客率には違いが出てくるのです。

LINEだけではNG?

「予約はLINEやTwitterで行おうかな」と思っている人は要注意。「LINE」のトークでのやり取りでは、混雑具合のシステムと連動しないため、お客様は一々お店に問い合わせをしないといけません。特に個人店舗の場合、「この日はNG」「この時間はNG」と、何度もすり合わせをする手間が出てしまいます。
お客様が事前に予約状況をチェックして、空いている時間にスムーズに予約を取れるシステムを確立しておくことが大切です。

美容系の登録サイトはお金がかかる?

『ホットペッパービューティー』等の登録型サイトで予約システムを利用するというのも、もちろん一つの手。しかしこれらの登録型サイトでは、一件の予約ごとに一定の手数料が発生します。特に規模の小さい個人店の場合、リピーターさんにも毎回登録型サイトを経由して予約をされるのは辛いところなのです。

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自店舗で公式ホームページを持ち、予約フォームに誘導できれば、このような手数料の心配も無し。お客様も登録不要でスムーズに予約ができます。顧客側も経営者側にも、予約フォームはメリットが有るシステムなのですね。

 

おわりに

マツエクサロンの開業までの準備と、サロン経営を成功させるためのポイントはいかがだったでしょうか?マツエクサロンは「美容師資格」さえあれば、比較的気軽に開業に持ち込めるとも言われています。しかし大切なのは「開業をする」ことではなく、「開業後に順調に経営をする」という点です。

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サロン経営を軌道に乗せるには、事前の宣伝準備をしっかりと行うことがとても大切。開業してから「しまった…!」と焦ることの無いよう、ていねいに準備を進めておきましょう。

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