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QDD(Query Deserves Diversity)とは?よくある疑問に答えます

QDD(Query Deserves Diversity)は、WEBマーケティングを行う上で、今後見逃すことのできない存在とも言われる存在です。しかしまだQDD(Query Deserves Diversity)のことがよくわからない、サイト作りにどう反映させていったら良いのかハッキリしないと頭を悩ませているサイトオーナーも多いのではないでしょうか。

ここではGoogleで存在すると考えられているアルゴリズムQDD(Query Deserves Diversity)について、よくある疑問・質問に詳しく回答していきます。あなたのサイト作りの参考になれば幸いです。

QDD(Query Deserves Diversity)とは何?

QDD(Query Deserves Diversity)とは、検索結果に多様性をもたせ、よりユーザーが素早くスムーズに欲しい情報を取得させるために存在している(と考えられる)Googleアルゴリズムのことを言います。GoogleアルゴリズムとはGoogleの検索順位を決定する一定のルールのこと。様々なアルゴリズムがあると考えられますが、そのひとつが「多様性」というわけです。

QDD(Query Deserves Diversity)の意味

上の説明だけだと「どういうことだかハッキリしない」と頭を捻ってしまうユーザーもいることでしょう。WEB初心者の方向けに少し噛み砕いて説明します。まずQDDを直訳してみますね。

・Query:クエリ(問い合わせる、尋ねる)
IT用語としてのクエリにはデータベースに命令するといった意味合いもありますが、ここでいう「クエリ」は、Google等に検索エンジンに対して「これを調べて」と入力をするということ。カンタンに言えば「検索キーワード」のことですね。毎日スマホやPCのブラウザにキーワードを入れて検索していますよね?それが「クエリ」です。

・Deserves:値する、評価される、ふさわしいとされる
ここでいうDeservesは「評価」が近いです。後に来る「ダイバーシティ」を評価しているよということ。

・Diversity:多様性、多様な
現代の日本では「ダイバーシティ」というと企業の雇用や働き方として「多様な働き方、多様な雇用」をすること等で使われることが多いですね。性別や民族等にとらわれない雇用といったイメージを持つ方も多いかもしれません。しかしQDDでいうDiversityはより元々の英語の「多様性」の意味合いに近いです。かんたんに言えば「イロイロある、選択肢が多い、ベクトルが様々な方向性を向いている」といったイメージです。

QDD(Query Deserves Diversity)は「検索目的の多様性」といった日本語訳をされることも多いのですが、これだけでもややイメージがつかみにくいところはあります。ごくカンタンに噛み砕いて言えば「Googleではひとつの検索キーワードに対して、様々な方向性のサイトが表示されるようなルールになっている」ということ。まずはこの点だけ頭に入れておきましょう。

QDDの実例を知りたい

「クエリの多様性、サイトの多様性と言われても、やっぱりピンとは来ない」という人もまだ居るはず。Googleで存在すると考えられるQDDについて、その実例を見てみましょう。

検索結果例「日本酒」

まずは「日本酒」という単語だけで、PCのブラウザで検索をしてみます。(※これは2022年12月の検索結果ですので、常にこの検索結果表示が行われるわけではありません)どんな検索結果の「多様性」が見られるでしょうか。

1)日本酒ランキング2022

1位に表示されたのは10万件以上の日本酒レビューを集める大型日本酒口コミサイト「SAKETIME」のランキングページでした。検索したのが2022年の年末なので、ユーザーの検索意図としては「今年人気・好評だった日本酒が知りたい」といったものが考えられますね。

2)日本酒 Wikipedia

2位にはフリー百科事典である「Wikipedia」の日本酒のページが表示されました。Wikipediaのページでは日本酒の定義、分類、表示等の情報がひとまとめに掲載されています。「日本酒についての様々な知識を手早く知りたい」といった検索意図に対応するページと言えそうです。

3)楽天市場 日本酒の通販

3位には日本最大級のショッピングモール「楽天市場」の日本酒ページが表示されました。「日本酒を買いたい」というユーザーの検索意図に幅広く答えるページの表示と言えます。

4)質問・回答:日本酒についてのユーザーから多くある質問への回答がプルダウン形式で表示されています。

  • 日本一位の日本酒は?
  • 日本酒は体にいいですか?
  • 日本酒の世界1位は?
  • 日本酒の三代銘酒は?

日本酒について、ユーザーの「知りたい」という検索意図に素早く答えるための表示ですね。

5)日本酒レシピ:5番目には「日本酒 レシピ」の情報が画像型で羅列されました。

  • ぷちぐる 日本酒辞典
  • キャンプ・アウトドアサイト 日本酒レシピ
  • クラシル 料理酒と日本酒の違い
  • クックパッド 日本酒レーズン
  • 雪印メグミルク 日本酒ヨーグルトカクテル
  • dancyu たたききゅうりの梅わさび和え
  • デリッシュキッチン 日本酒1合の量とカロリー、糖質

ここで着目してほしいのは「日本酒のレシピ」でも非常に幅広い対応がされている点です。「日本酒を使ったお菓子のレシピ」の提案もあれば、「日本酒を使ったカクテルのレシピ」も、「日本酒にあうおつまみのレシピ」も掲載されています。まさに「多様性」ですね!

6)日本酒トップニュース

VOGUE、時事通信、新製品ニュース等のニュースサイトや雑誌サイトの中で、日本酒にまつわる記事が複数掲載されています。「日本酒の最新情報が知りたい」というユーザーの検索意図に対応した表示です。

7)大和屋酒舗

広島市にある老舗の酒屋さんのオンラインショップが表示されました。地元の酒だけでなく幅広い酒を取り揃えている点等が高評価の理由と言えそうです。楽天とは違う「日本酒が買いたい」のユーザー検索意図に答えるための表示と言えるかもしれません。

8)A市でおすすめの美味しい日本酒バー 食べログ

8位に表示されたのは、日本最大級の飲食店口コミサイト「食べログ」です。アクセスすると検索している端末がある地域の日本酒バーが一覧表示されました。「日本酒を外でおいしく呑みたい!」という検索意図にもGoogleは対応してくるわけです。かゆいところに手が届く表示結果と言えます。

9)日本酒の飲み方 ワインセラーのさくら製作所

9位にはまた趣向が変わって、日本酒をおいしく飲む方法の解説ページが登場しました。日本酒の温度による飲み口の違い、グラスの選び方などが詳しく解説されています。「日本酒をどうやって飲めばいいのか知りたい」というハウツーにも対応する検索結果なのです。

QDDの実例を見ると、ユーザーがいかに幅広い検索意図を持って検索をかけており、Googleがそれに対応するために多様なサイト表示を行っていることがおわかりいただけたのではないでしょうか?

もちろんこのような「多様性」は、キーワード「日本酒」だけで行われているわけではありません。ぜひあなたの身近なキーワードをひとつだけ入れてGoogle検索を行ってみて、どのような表示結果になるかチェックしてみましょう。

Query Deserves Diversityは公式アルゴリズム?

ここまで解説をしてきましたが、QDDはGoogleが公式に「存在する」と認定したアルゴリズムというわけではありません。そのため「QDD=アルゴリズムだ」と言い切るのも、IT用語的には正しくない…というのが実際のところです。

Query Deserves DiversityはSEO(Google最適化)を研究している専門家達が「このようなアルゴリズムがある」と仮定しデータ取得した結果、「ほぼ、あると考えられる」とされている存在です。

とは言え上の項目の「QDDの実例」を見れば、Googleがどれだけ検索結果の多様性に気を配っているかは火を見るより明らかと言えます。「QDDは存在する」という前提で今後のWEBマーケティングを考えていった方が効率的なのは確実です。

QDDは今後のSEO対策に必要?

Query Deserves Diversity(QDD)は、今後のSEO対策(Google検索での上位表示対策)を狙う上で見逃すことができない存在になったと言えます。

Googleが「多様性」を強く重視することになった–これはつまり、「類似内容のサイトである限り、上位表示を狙うのは難しくなった」ということだからです。

例えば上の「日本酒での検索結果」の実例を見て「なるほど、このようなページが上位表示になれるのか」と思い、似たようなページを制作したと考えてみましょう。Google側は「色々な情報をユーザーに提供したい」と考えているのですから、似たような情報ばかりのページの表示は後回しにすると考えられます。

これは「日本酒」のようなビッグキーワードのみならず、ニッチなキーワードやロングテールキーワードにおいても同じことです。実際、近年のGoogleアルゴリズムは類似性の強いサイトに対する評価を非常に厳しく行うようになりました。

競合他社と似通った内容のページばかりでは、いつまでも上位表示を狙えないばかりか、ペナルティでいわゆる「Google八分」をくらう可能性すら考えられます。

QDDを今後のサイト作りに取り入れるには?

ではSEOに勝ち、自社サイトを上位表示させるためにはQDDをどのように捉え、取り入れていけば良いのでしょうか?そのヒントは「ユーザー重視」「専門性」「オリジナリティ」にあります。

ユーザー重視のサイト作り

QDDをGoogleが重視すると考えられる限り、サイトオーナー質は「ユーザーを大切にするサイト作り」を考慮していくべきです。ユーザーが検索をする際に何を求めているのかを考え、それにピタッと当てはまるページを作っていくのが理想的…というわけですね。

参考情報としては、自社サービス・製品に関連する様々なキーワードで検索をかけてみて、それらの表示結果が手がかりとなります。その表示結果と「かぶらないテーマ」のページを作ることを心がけてみましょう。

専門性を高めよう

上位表示ページとどうしても似たようなジャンルのサイトになってしまう…このような場合には、より専門性を高めたり、情報量を増やしてみるのも良いでしょう。

そのページやサイトに行けば、ユーザーはより欲しい情報を手に入れられる」とGoogleが判断すれば、現在の上位表示サイトを押しのけて上位表示を狙える可能性もあります。

「独自性のある切り口」もOK

例えば同じ「洋服コーディネート指南」でも、「体重70キロ以上の人向けコーディネート」であったり「これだけはやってはいけないNGコーディネート」であれば、ページの方向性は大きく変わってきますよね。それだけオリジナリティが高まれば、Googleの考える「QDD」にも対応しやすくなるはずです。

競合の多いジャンルやキーワードのページほど、独自性のある切り口を持ったページ制作を意識してみましょう。

おわりに

QDD(Query Deserves Diversity)という考え方は、今後のGoogle検索結果においてますます重視されていくと専門家たちも予測しています。WEBマーケティングに勝利し、集客アップ・売上アップを狙うためにも、QDD(Query Deserves Diversity)を常に視野に入れたサイト作りを行っていきましょう。

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