ホームページ・自社サイトにプロカメラマンが必要な7つの理由

プロカメラマン

会社や店舗のマーケティングには欠かせない自社サイト・ホームページ。でも実際のサイト作成の段階で「ホームページの写真をプロカメラマンに依頼すべきかどうか」と悩む方は多いかもしれません。

最近ではスマホのカメラも高解像度になっていますし「自分で撮影した画像ならコストもかからないな…」と思うと、迷ってしまいますよね。でも企業・店舗が「集客力アップ」「売上げアップ」を狙うのであれば、自社サイト・ホームページにはプロカメラマンの撮影した画像を使った方が有利です。

その理由は一体どこにあるのでしょうか?ここでは企業サイト・店舗ホームページがプロカメラマンを必要とする理由を、7つの側面から解説していきます。

1.印象は「写真を見た最初の1秒」で決まる!

メラビアンの法則
サイト運営のみならず、Webマーケティング全般において知っておきたい心理学の効果の一つが「初頭効果(しょとうこうか)」というものです。この効果はポーランド出身の心理学者であるソロモン・アッシュ氏が1946年に行った実験によって提唱されたもの。ごくカンタンに言うと「人間は第一印象で相手や対象への印象を決めてしまう」という法則です。

私達は「誰か」や「何か」を目にした時、最初に目に飛び込んできた印象によって「相手へのイメージ」をおおまかに確立してしまいます。例えば「怖そう」「優しそう」「おとなしそう」といった具合ですね。そしてこの「第一印象」を決めるまでの時間は、なんとわずか1秒~3秒!人間の脳はおそろしい速さで目から入ってきた情報を取り入れ、後からの情報に対して影響を与えてしまうのです。

つまりあなたの店や会社のホームページにやってきたユーザーは、ページが表示された「最初の1秒~3秒」で会社や商品に対しての「第一印象」を決めていることになります。

【ポジティブな第一印象】
・明るい
・高級
・広い
・信頼できそう 等

【ネガティブな第一印象】
・暗い
・安っぽい
・清潔感が無い
・狭い 等

ユーザーの目に入るのは「テキストより写真」

最初に植え付けられた「第一印象」は、あとからではなかなか払拭することができません。さて、ではサイトで最初に目に飛び込んでくるのは何でしょうか?そう、テキストではなく「写真」です。あなたのお店の内装、働く人達の様子、商品のクオリティ–それらの「第一印象」のほとんどは「画像」のクオリティで決まります。

2.通信速度とスマホが生んだ「画像」の売上力

高速通信
サイトの「画像」による売上・集客への影響は、近年に入ってからの方がさらに増していると言えます。というのも2000年代頃までのインターネット界隈では、良質な画像を掲載することが難しかったのです。

当時主流だったダイヤルアップやISDN等の接続方法では、大型かつ高解像度の画像をサイトに掲載したところで、ユーザー側はいつまで経っても画像を表示させることができませんでした。当時はGoogle等検索エンジンのサイト評価も「表示の速さ(サイトの軽さ)」を重視していたところがあり、そこまで「高画質で美麗な画像」にこだわるサイトも少なかったのです。

つまり当時はユーザー側も「サイトの画像は粗いもの」と認識しており、「実際の商品とサイトの画像は違う」とある程度納得して、いわば「脳内補正」をしていたと言えます。

しかし時代は代わり、ネットの通信速度は驚異的に向上しました。いまや外出先のスマホでも受信最大150Mbps以上といった高速通信が実現され、自宅回線では光回線の定着によって安定した高速通信を誰もが楽しめるようになっています。大きくキレイな画像が掲載されたサイトが多数登場し、ユーザー側も「サイトの見た目のきれいさ」を当然のように重視するようになっていきました。

スマホによる「見た目重視傾向」の底上げ

さらに「画像の売上力」を伸ばした大きな要素が「スマホの台頭」です。2019年現在のスマホ利用率は全体で85.5%という驚異的な伸びをみせ、いまや誰もが高性能な表示機能を持ったスマホを手にするようになりました。

かつてはネットに触れることもなかった高齢層・主婦層等のライトユーザー層も、買い物や飲食店の予約等、生活の様々な場面でスマホを使うようになっています。

画像が大きく美しく表示できる液晶
スマホ用サイトはテキスト少なめ・画像多めで構成されやすい
よりスピーディーな情報伝達を好むユーザー層の増加

上記のようなスマホによる影響から、「画像のクオリティの良し悪し」は見込み客の購買・集客アクションに直結するようになりました。例えば美しいメニュー写真を掲載している居酒屋の方が、他店よりも多くの予約を獲得できるようになった…というわけです。

3.プロならではの「光」の操作

光
ではプロカメラマンの写真は、素人写真と何が違うのでしょう?その大きな要素のひとつが「」です。光による影の出方、明るさ、向き…それらによって、写真の印象は大きく変わってしまいます。独学でカメラを学ぶ人が躓いてしまうポイントも「光」と言われるほどです。

とは言えここで「光が違う」と解説されても、なかなかピンと来ない方も多いはず。ちょっとした例を2つご紹介します。

食品配達サイトの商品写真

「食材そのもの」を売りたいときには、食品のどの方向にも「影」が落ちないようにするのが一般的です。商品の一部に暗い部分があるだけで鮮度が悪く見えてしまいます。

そこで食品の撮影では、白い布で覆った大きなボックスの中に対象物を置き、更に強いライトを複数の方向から照射して影を飛ばします。全方向から光をあてて、影が生まれないようにするのです。

不動産サイトのマンションの写真

自然光を使った建物撮影は原則、明け方一番に行うのが一般的です。午後にはホコリが舞い上がり、光が曇ってしまいます。また午後になるほど光の色の赤みが強くなるので、一般的には建物撮影には不向きです。ただし「空の青さ」を強調するのか「建物の白さ」を強調するのかに合わせて、太陽とカメラの位置を変えることもあります。

もちろんこれらは基礎の基礎、第一歩といったテクニックです。しかし「自社の商材を最も魅力的に写す光」をご存知という方は、一般的には少ないことでしょう。プロカメラマンだからこそできる「光の操作」が、あなたの会社や店の商材のイメージをワンランクアップさせてくれるのです。

4.柔らかい・温かい…「欲しい」を作る質感表現

アツアツの湯気
「欲しい」「買いたい」「行ってみたい」…見込み客達を実際の購買・来店といったアクションに移させるためには、写真で「欲求」をかきたてる必要があります。つまり見込み客達の「五感(触覚・味覚・嗅覚等)」を刺激することが大切というわけです。

写真という「視覚」から五感を刺激するにはどうしたらいいのか?それがプロカメラマンによる「質感」や「温度」等の表現となります。

ホカホカ・あたたかい・アツアツ

例えば「焼き芋」をネットで売る場合、ただ「焼いた芋」を撮影するだけでは美味しさは伝わりません。二つに割った芋からフワッと湯気が立つその一瞬…それを切り取ることで「ホクホク、あったかい」といったイメージがユーザーに想起され、「食べたい」という食欲を刺激します。

しなやか・柔らかい

ベルベットやシルクの独特の手触りを表現するには、その手触りの上質さを表現するための「光の当て方」が重要になります。柔らかい光を存分に含んだ撮影を行うことで、「高級感」や「柔らかさ」がイメージされ、消費者の購買欲をそそります。

爽やか・冷たい

グラスに水を吹き付けて「汗をかかせる」ことで、キンキンに冷えたビール等の飲み物の冷たさによって結露をしている様子を表現できます。またかき氷等の場合、氷にハイライトが入るようにすることで、キラキラと光る裄のような冷たさを感じさせられます。

商材の魅力をユーザーに訴えかけるには「どのような表現」が魅力的なのか?様々な質感テクニックを持ったプロカメラマンならば、ベストな表現を選んでくれることでしょう。

5.広角が生み出す「広さ」の表現

広角撮影
明るさやクリアさ、あたたかさ、冷たさ…このような様々な質感に加え、商材によっては重要となるのが「広さ」の表現です。例えば以下のようなサイトでは、「広々しているな」という印象を与えることが重要ですね。

マンション等の物件内覧写真
ホテル・旅館の部屋の写真
カラオケルームの部屋の写真
カフェやホテルの庭の写真
インテリアの写真 等

部屋の広さを表現するためには、「部屋の端から端まで」を映し出すことが重要とされています。とても簡単な言い方をすると、部屋の隅にカメラを設置した場合、右手の角と左手の角が両方写った方が「広い」と感じられる写真になりやすいのです。

しかしスマホのカメラ等では、できるだけ隅にカメラを置いても両端までを映し出すことはできません。これはカメラのレンズの「画角」が狭いためです。

画角とは、カメラ撮影の際の実際に写る範囲を表したもの。デジタルカメラの場合、より画角が広くなる「広角レンズ」を付けることで、部屋の端から端までを収められるようになります。

ただ一般的なコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)向けの広角レンズですと、商品向けの写真にはなりません。歪曲収差(外側に向かって膨らんだように見える、歪んで見える現象)が起こってしまい、歪みが目立つ不安定な写真となりやすいのです。

その点プロのカメラマンですと、歪曲収差が出にくい焦点レンズや補正撮影が可能なシフトレンズ等の高額な特殊レンズを使うため、このような問題はほぼ起きません。極端に言えば「狭い部屋でも自然に広く見せる」といった撮影ができます。

一般人から見ると驚くような価格帯のレンズやカメラをカメラマンたちが揃えているのは、やはり「写真の仕上がりに圧倒的に差が出るから」なのです。

6.テーマに沿った「ピント」と「構図」

ある程度の高額なカメラ機材を持ち、基礎的なテクニックさえ押さえていればプロカメラマンのような写真が撮れるのではないか…そう考える人は珍しくありません。しかし「上手な素人の写真」と「プロの写真」には、かなり大きな差があります。

プロカメラマンの写真は、売るための「ピント」と「構図」を意識しているのです。

最初に何を印象付けるか?

例えばスカートを売るために、モデルさんに服を着てもらって公園で撮影をしたとします。この時、いくら「全体的にキレイに見える写真」「モデルがキレイに見える写真」を撮っても意味はありません。

写真として美しいことは言うに及ばず、ユーザーが目にしたときにまず「スカート」に目が行くことが重要なのです。プロのカメラマンはこのような「売るためのピントの合わせ方」を熟知しています。

構図で何を表すか?

例えば「インストラクターの数が多く、きめ細やかな指導ができる」というパソコン教室の撮影をするとします。一般的な考えだと、つい「何人も居るインストラクターを映そう!」と、教室の後ろや遠くから写真を撮影してしまいがちです。

しかし本来伝えたい魅力は「きめ細やかな指導」という点。生徒と講師が並んで座り、マンツーマンのようなスタイルで学んでいる構図を移せば、写真を見た人に「ていねいな指導を受けられる」という印象を与えることができます。

たくさんある商材をどこに置き、何をどのように配置すべきなのか?–プロならではの構図とピントが、単に美しいだけではない写真を作り上げるのです。

7.プロが作り出す「良い表情」

最後に忘れてはならないのが、経営者やスタッフ陣等を撮影する場合の「肖像写真」です。

お互いに撮りあった写真等だと、顔が緊張してしまっていたり、反対にスナップ写真のようなくだけすぎた雰囲気になってしまいがち。これではサイトを見てくれたユーザーに好印象を与えることはできません。

プロのカメラマンはその人の「見せたいイメージ」を聞きながら撮影場所・シーン等を考え、会話をはさみながら「ベストな表情」を引き出してくれます。

自然でありながら明るい笑顔、日常的で気取らないけれど優しい顔…そんな「一瞬の良い表情」をサイトに掲載すれば、ユーザー達はあなたの店や企業に対して自然な好感を抱いてくれることでしょう。

おわりに

自社サイト・ホームページにプロカメラマンを使うべき7つの理由はいかがだったでしょうか?最近では、「サイト作成+写真撮影」をセットにするサイト作成業者も増えており、従来よりも安価にプロによる高品質な写真を作って貰えるようになっています。

また「どうしてもコストを抑えたい」という場合、もっとも目立ついくつかのポイントだけはプロカメラマン撮影の画像を使用し、その他の小さな画像は自社撮影…といった使い分けをするのもひとつの手です。

いずれにしてもユーザーの目に飛び込む「最初の写真」にクオリティの高い画像を用意することは、Webマーケティングを成功させる上で必須と言えます。「スマホで撮ればそこそこキレイに撮れる」といった安易な考えから脱却することが、売上げアップ・集客力アップの近道となることでしょう。

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