サイトの会社概要で信頼を勝ち取る!書き方・作り方のコツ

会社概要

企業や店舗のホームページ・公式サイトを作る時、絶対に必要となるのが「会社概要」のページです。しかし「会社概要」と言われても何を掲載すれば良いのか…と悩んでいるWeb担当者の方も多いのではないでしょうか?

会社概要ページの出来の良し悪しによっては、サイトの売上や店舗の集客率に影響が出ることも。手を抜くことなく、しっかり作成をしていきましょう。今回はホームページ・公式サイトの会社概要の記載内容に加え、より魅力的な会社概要ページにするためのコツも詳しく解説していきます。

ホームページの会社概要の役割を知ろう

会社概要は誰が読むのか
「会社概要は地味なページだから、手抜きしても大丈夫」と侮っていませんか?これは大きな間違いです。一見すると地味に思える「会社概要」のページは、実はあなたの会社・店舗に多くの人を呼び込むための地盤ともなります。

会社概要ページの作成に入る前に、まずはサイト・公式ホームページの会社概要がどのような役割を果たしているのかを知っておきましょう。

会社概要は誰が読むのか?

会社のパンフレットや紙ベースの資料の場合、会社概要の情報は最終ページに記載されることが殆どで、補助的な情報と考えられがちです。しかし公式サイトの場合、会社概要はトップページ下部にリンクを置くのが一般的。トップからワンステップでアクセスできるページであり、アクセス方法を知っている人が多いですから、読もうとする人が大勢居ます。

【会社概要の読者層】

・購入前・来店前の見込み客
・提携や協力を検討中の企業
・イベント参加等を検討している団体
・入社検討中の学生、中途入社希望の社会人
・アルバイト希望の学生  等

特に近年では、サービス利用前、商品購入前に「企業概要」をチェックする消費者が増えている傾向です。

確認したいのは「企業の信頼度」

インターネット上では、様々な悪徳企業による詐欺行為や不正行為の情報が溢れています。見込み客達や求人情報を探す学生達は企業に対して、多くの不安や不信を抱えている状態です。

名前を知っている一流企業・有名企業であれば、わざわざ企業の情報を確認しなくても「あそこなら大丈夫だろう」と判断をする人も多いことでしょう。ブランディングが確立されていますから、消費者側は無条件に企業が発する情報を信頼してくれます。

しかし名前を知らない中小規模の企業に対しては、まだまだ信頼ができない状態です。できるだけ企業情報をチェックして、「ここなら大丈夫」という確認を取ろうとします。

【サイト読者が知りたいこと】

・架空企業ではないだろうか?
・規模はどの程度なんだろうか?
・実績はあるのだろうか?
・どんな人が経営している会社なんだろうか?

カンタンに言えば「信頼できる企業(店舗)かどうか?」ということを企業概要で知りたい!というわけですね。いくらトップページや商品情報ページに魅力的な画像や文句が並んでいても、企業概要がそもそもなかったり、企業情報が確認できないサイトでは、顧客は個人情報やクレジットカード情報を登録しようとは思わないでしょう。求人を探している人達にしても同じことです。

会社概要とは「我社は信頼できる会社です」という証を見込み客や他の企業に示すための「」であり、「名刺」のような存在と言えます。

法人サイトの会社概要の必須項目とは

では公式サイトの会社概要・企業概要ページでは、どのような情報を記載すれば良いのでしょうか。まずは必須となる項目を見ていきましょう。

会社名

登記のとおりに称号を記載します。英語記載方法を加えて記載すると理想的です。読みが難しい、特殊な地名等を使った企業である場合には、よみがなを付け加えると親切度が増します。

代表者名

代用取締役社長等、代表者のフルネームを記載します。こちらも読みがなもしくはローマ字表記等を加えておくと良いでしょう。

所在地

社屋の住所を記載します。郵便を送る人の手間を考え、郵便番号も記載しておきましょう。また「本社以外に支社がある」「事務所と店舗の住所が違う」という場合には、両方の住所を記載しておきます。

電話番号

連絡先を記載します。複数の電話番号がある場合、大代表となるものを選んでください。「繋がりやすい連絡先だから」と携帯電話等の電話番号を掲載するのはやめましょう。

受付対応時間

上記電話番号での受付対応が可能な時間帯を追記します。

主な事業・事業内容

事業内容は定款等に記載したままの内容でOKです。

設立

設立年月日を記載します。西暦に合わせ、和暦(元号)での表記も加えておくと親切です。

資本金

資本金を記載します。何年の何日現在の情報であるかを追記し、適宜、情報を更新していきましょう。

従業員数

何人の人が勤務しているかを記載します。正社員・アルバイトは分けて記載した方がわかりやすいです。こちらも何年何月現在の情報であるかを追記し、1年おき等のペースで情報を更新していきます。

売上高・営業利益

前年度の売上高、営業利益を記載します。何年何月期のものかは必ず記載を。こちらも定期的に情報更新していきます。

主要取引先

取引先企業名を記載します。箇条書きでOKです。正式名称を確認しておきましょう。

取引銀行

取引のある銀行を記載します。こちらも箇条書きで構いません。

取得免許・許可

事業を行うにあたって免許が必要となる場合、免許番号等を記載します。

例)
・古物商許可申請
・産業廃棄物処理業の許可 等

上記で解説した会社概要のための必要事項は、表等にまとめて簡潔に掲載するのが一般的です。企業概要・企業情報ページに辿り着いた読者がすぐに必要事項に到達できるよう、わかりやすい掲載方法を心がけましょう。

会社概要ページをパワーアップさせる5つの要素

.地図・アクセス情報
会社概要ページをシンプルに作成するのであれば、とりあえず上記でご案内した情報を掲載しておけばOKです。しかしせっかくホームページ・公式サイトを作るのですから、よりユーザーから好感を得られるページにしたいですよね。

会社概要ページをさらに充実させる×つの要素を、ユーザーや会社のスタイルに合わせて加えていきましょう。

1.地図・アクセス情報

営業等で社屋・事務所にまで来社してもらうことが多い場合、会社概要ページに地図情報・アクセス情報を詳しく掲載しておくと良いでしょう。

地図情報はGoogle Map等の地図サービスを使用してもOK。また社屋へのアクセス方法がわかりにくい場合、説明書き等を加えておくのも手です。

他社関係者等に来社してもらう際、メールやLINEメッセージに会社概要ページのIRLを掲載しておけば、来社案内をシンプルに済ませることもできます。

店舗の場合はアクセスページは別個作成を

実店舗に対して来店を促す飲食店・小売店・弁護士事務所等の場合、地図やアクセス解説ページは会社概要ではなく別個に単独で作成しましょう。会社概要ページに掲載する地図・アクセス情報は、原則として関係者や求人募集等、ビジネス向け(BtoB)の情報です。

2.社屋外観

見込み客の企業信頼度をあらわす方法としては「社屋の外観写真を掲載する」という方法があります。住所情報だけだと「どんな会社なのか」がハッキリしませんが、写真が加わることで「実在する企業である」「きちんと運営されている」という印象が高まるのです。

なお写真はなんでも良いというわけではありません。見込み客や関係者の好感度をアップさせられるよう、以下のような写真を準備することが大切です。

【掲載写真のポイント】
・青空をバックにする等、外が明るい状態であること
・できれば朝~午前中に撮影すること(空気中の埃が少なくクリアな印象になる)
・広々としたイメージが得られる画角を意識すること
・余計な看板や人物が入らないこと

3.沿革(企業沿革)

企業沿革とは、企業の設立(または前身企業・団体の設立)から現在までの歴史や移り変わりをわかりやすく示した情報です。特に以下のような企業の場合、沿革情報が見込み客の信頼度を上げる大きな要素となります。

・設立してから長い時間が経過している
・本社社屋等が拡大している
・支店・販売拠点が増加している
・免許や資格・認証等を数多く取得している(ハラル認証、ISO9001等)
・株式上場している
・子会社・グループ会社との提携が多い 等

企業としての創立・登記以前の会社や団体があれば、その歴史を加えて書いても構いません。例えば酒造会社が「室町時代からS地方で酒造を開始」「T武家に献上をしていたとの記録有り。」といった記載があれば、老舗企業としての印象はランクアップします。

企業沿革は、年表のような形式で作成するのが一般的です。文体は名詞で止める「体言止め」を使い、シンプルな記載方法を意識します。

沿革は絶対必要ではない?

まだ創立したばかりの企業で、ほとんど歴史も表彰も無い、実績もこれから…という場合には、沿革情報はカットしても良いかもしれません。「創立」という一文しか無い沿革では見た目にも寂しさがありますし、それをカバーしようとすれば虚飾が増え、信頼度を却って下げる恐れもあります。

無理に沿革にこだわらず、その分、下で解説する企業理念や代表者挨拶に力を入れましょう。

4.企業理念

企業理念とは、企業の経営・事業活動に対する以下のような情報をまとめたものです。

・事業活動に対する「考え方」
・何を重要とするかという「価値観」
・会社に託した「思い」
・経営・行動の「指針」

カンタンに言えば「事業を展開していく上で、何をモットーとしているのか」をお客様に知ってもらい、共感してもらうコーナーというわけですね。企業理念をていねいに紹介していくことで、競合他社との差別化を図ることもできます。

5.代表者挨拶(代表者紹介)

取締役社長、事務所の所長等の代表者の挨拶や、人物情報を公開する部分です。特に以下のような企業の場合には、代表者挨拶を掲載した方が良いでしょう。

・顧客からの信頼度が売上に直結する場合(例:通信販売業、訪問関連事業等)
・代表の学歴・実績等が信頼アップに繋がる場合(例:表彰歴、資格等)
・顧客から企業に対して親しみを持ってもらいたい場合

例えばまだ創立したばかりで歴史が浅い企業でも、代表者が老舗企業で研鑽をしてきた人であれば顧客は「信頼度が高い」と考えます。

まだ若く経験の浅い代表の場合でも、意気込みやプライベートな情報等を交えた挨拶があれば消費者は親しみを感じます。企業に対しての好感度はアップすることでしょう。

代表者の顔写真もプラスして印象アップ

代表者挨拶を掲載する場合には、挨拶のテキストだけでなく顔写真(肖像)も一緒に掲載するようにしましょう。

人間は「相手の顔が見える」という一点だけで、相手に対する信頼度を大きく上げます。SNSをやっている人ならわかりやすいと思いますが、「顔の見えにくいTwitter」よりも「実名・顔写真を掲載したFacebook」の方が発信情報の信頼性が高いと感じる人は多いですよね。

また人間の笑顔の写真は、読者の不安な気持ちをほどく作用も持っています。社長の写真一枚が掲載されているだけで、企業全体に対する疑念を持ちにくくなるというわけです。

【顔写真掲載の際のポイント】

・明るい場所で撮影したものであること
・バストアップ写真で視線がきちんとカメラを向いていること
・一般企業の場合にはスーツ+ネクタイが一般的
・作業着・白衣等、事業内容を連想させる服装はOK
・メイクやヘアスタイルは華美すぎないこと
・清潔感があること

なお事情があってどうしても写真掲載が難しい…という場合、似顔絵等のイラストを掲載するのも手です。カジュアルな印象になりますが、クリニック等の福祉事業や子ども向けの教育事業等の場合だと、かえって親しみやすい印象になることも。事業のスタイルに合わせて選択してみましょう。

おわりに

企業のホームページ・公式サイトの企業概ページの作り方・書き方のコツはいかがだったでしょうか。必須の掲載情報以外の「プラスアルファ」の情報のどれを掲載すべきかは、事業の内容や形態によっても変わってきます。

自社の「強み」をアピールできるかどうかを考えながら、情報を取捨選択することが大切です。企業好感度を120%にアップできるよう、熟慮しながら会社概要ページを作っていきましょう。

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