ドメインの種類は?意味は?SEO対策には?4つのポイントを解説

ドメイン

「マーケティングのためにホームページを作ろう」「サイトを一新しよう!」こんな時、「ドメインを何にすべきか?」を悩む人は多いのではないでしょうか。

ドメイン名を何にすべきか悩むだけでなく、「.com」「.net」「.biz」といったトップドメインも悩みどころですよね。「人気のトップドメインを選ぼうとしたら、今度はドメイン名が被って登録できない」なんてケースも少なくないようです。

そもそも「.com」や「.net」といったトップドメインにはどんな意味があるのでしょう。またどのドメインがSEOに効果的といった対策もあるのでしょうか?ここでは代表的なトップドメインの種類や意味について、またSEO対策としてのドメイン選びについても詳しく解説していきます。

1.そもそもドメインとは?トップドメインとは何?

ドメインとは「ネットの住所」

ドメインの種類の話を始める前に、そもそも「ドメイン」とは何なのかについて触れておきましょう。ドメインとは、カンタンに言えばネット世界での「住所」のこと。あなたのホームページがどこにあるのかを示す重要な情報です。

ドメイン

例えば上のようなURLやメールアドレスがあった場合、「abc123.com」という部分がドメインということになります。

URLやメアドの形を見て、「これは何度も目にしたことがある」と思った方も多いことでしょう。そう、ドメイン名はインターネットブラウザーのバー表示だけでなく、名刺等にも記載する「サイトの顔」的な存在なのです。

独自ドメインとは?

独自ドメインとは、「世界にひとつだけの、オリジナルのドメイン」のこと。法人でも個人でも、ドメインを取得すれば更新しつづけるかぎり、自分専用のドメインをサイトやブログ等で使い続けることができます。

トップドメイン / トップレベルドメインとは

トップレベルドメイン

トップドメイン(トップレベルドメイン・TLD)とは、上の例ですと「.com」部分のこと。例の「abc123」の部分はユーザーが自分で登録して決めることができますが、「.com」「.co.jp」等のトップドメインはいずれかを選んで決めることになります。

トップレベルドメインは、元々ドメインの種類や国を分類するために生まれたものです。そのため現在でも、取得できるトップドメインが制限されるものもあります。

2.トップドメインの種類と意味とは

では実際に、トップドメインにはどのような種類があるのか、どんな意味があるのかを見ていきましょう。

分野別トップレベルドメイン(gTLD)

分野別トップレベルドメインとは、そのドメインがどんな分野に属しているのかを示すためのものです。

.com 企業・店舗等の商用サービス向けドメイン
.net ネットワークサービス提供者・提供企業を示すドメイン
.org 主に非営利団体・非営利組織を示すドメイン
.biz ビジネス、ビジネス用を示すドメイン
.info 情報提供者であることを表すドメイン

ただしこの分野わけは、絶対というわけではありません。企業が「.biz」を取得することも、個人が「.org」を取得することも自由で、誰でも好きなドメインを選べます。

とは言え例えば「.org」に対して、初期からネットをやっている人なら「非営利団体なのかな」とイメージを持つ方も居ることでしょう。イメージ的な部分があることは留意しておきたいですね。

国コードトップレベルドメイン(ccTLD)

国コードトップレベルドメインは、国・地域によって振り分けられたドメインです。ISO(国際標準化機構)が定めた国コードに従い、在住している国コードを使用することができます。

日本の場合、使える国コードは「.jp」。日本に在住している人達は、これ以外の国コードは取得できません。反対に他国在住の人は、「.jp」を使うことはできないというわけです。

属性型JPドメイン

属性型JPドメインとは、「.jp」ドメインの中でセカンドレベルドメインによって属性を分類するものです。トップレベルドメインの前の文字列である「セカンドレベルドメイン」によって、その団体の属性を示すことができます。属性型JPドメインに登録するには、一定の条件を満たす必要があります。

co.jp 日本の国内で、登記されている企業・会社であること(株式会社・有限会社等)
or.jp 日本の国内で、特定の法人組織であること(財団法人・社団法人・医療法人・協同組合等)
ne.jp 日本国内のサービス提供者によるネットワークサービスであること
ac.jp 日本国内で、学校教育法規定による学校であること(大学、高校、職業訓練校、その他学校法人)
ad.jp JPNIC会員となっている組織であること
ed.jp 初等中等教育機関および18歳未満を対象とした教育機関であること
go.jp 日本国の政府機関、省庁、省庁管轄施設、特殊法人
gr.jp 個人や法人により構成される任意団体
lg.jp 地方公共団体と、それらの組織が行う行政サービス

参照元「JPRS」:https://jprs.jp/about/jp-dom/spec/

新gTLD

1980年代に生まれたgTLDですが、ドメイン名衝突等の問題から、2000年、2003年、2005年…と少しずつ数が増えていっています。

・.blog
・.cat
・.post
・.shop
・.xxx
・.tokyo

こんな個性的かつユニークなトップレベルドメインも使用できるようになったのです。

新しくできた企業や店舗のURLをチェックしてみると、意外と珍しいトップレベルドメインを使っていることに気づくかもしれません。

ユニークなドメインが取得できる:ムームードメイン
※「ムームードメイン」は「ロリポップ!レンタルサーバー」を運営するGMOペパボ株式会社の低価格ドメイン取得サービスです。
 
国内最大級の独自ドメイン取得サービス:お名前.com
※580種類以上のドメインを取扱う国内最大級のドメイン登録実績を持っています。

3.ドメイン選びとSEO対策の関係性は?

ドメイン
さてでは、ドメイン選びとSEO対策について考えていきましょう。「SEO(検索エンジン最適化)」とは、カンタンに言えば「Googleで上位表示されるための対策」のこと。いかにGoogleから「良質なサイト」と判定されるかどうかによって、検索をされた時の表示順位が変わってくるのです。

SEOとトップドメインの直接的な関係性は無し

まず結論から言うと、Googleのサイト判定とトップドメインの種類には、直接的な関係性はありません。もちろん「go.jp」のような政府関連サイトであれば別ですが、一般的企業や団体・個人が「.com」を選ぼうと「.ne.jp」を選ぼうと、それだけでSEOの有利・不利が決まるわけではないのです。

トップドメインの中にはなかなか取得しにくい種類のものもあるので、「そちらの方が有利なのでは?」と考える人も居る様子。しかし「.cat」でも「.tokyo」でも、好きなトップドメインを選んで構いません。

ただし… あなたのサイトが法人サイトであったり、多くのユーザーを招き寄せたいものなのであれば、「ユーザーからのドメインのイメージ」については考慮をしておいた方が良いかもしれません。

「信頼感」を上げるなら「co.jp」?

トップレベルドメイン「co.jp」については、「日本の会社だけが取得できる」ということをご存知のユーザーも多いです。また「jp」と付いていることで、親しみや安心感を覚えるユーザーも居ることでしょう。

・ユーザーが個人情報を提供するサイト
・クレジットカード等を登録するサイト
・情報の信頼度が肝になるサイト

あなたの運営するサイトが上記のようなものであれば、やはりユーザーからの「信頼」を勝ち取ることが大切ですよね。「co.jp」等の国コードドメインを使って、信頼度アップに努めてみるのも手です。

ユーザーがURLを見て「信頼できそうだ」と判断しアクセスしてくれれば、PV数やコンバージョン率等にも上昇傾向が出てきます。多くのユーザーが見て話題としてくれれば、自然とGoogleも表示順位を挙げてくれますから、結果的にSEO対策にもなるというわけです。

「ドメイン名の衝突」を避けなくてはならない

上では「JPコードの信頼度」について述べましたが、これはあくまでもひとつの考え方。必ずしも「.jpドメイン」にこだわる必要はありません。

例えばあなたのお店が『はなや』という名前の花屋さんで、お店のための公式サイトを作ることになったと考えてみましょう。こんな時、やはりドメイン名にも「hanaya」という名前を入れたいですよね。

でもこのような短くて定番のキーワードをドメイン名にしようとすると、「.com」「.co.jp」定番のトップレベルドメインではドメインが取得できないことが多々あります。すでに誰かがその独自ドメインを取得してしまっているからです。

「わかりやすいドメイン名」を最優先しよう

使いたいドメインがすでに取得されていた…トップレベルドメイン「.co.jp」等にこだわってしまうと、別のドメイン名を考え出さなくてはならなくなります。

しかし、以下のようなドメイン名はあまりおすすめができません。

【NGのドメイン名】

ドメイン名が長すぎるのはNG

 例)http://hanayano-hanaya-hanameguri-hanami.com
ドメイン名はおおむね、3~4文字から32文字前後まで設定することができます。しかしドメイン名を長くすればするほど、ユーザーからは覚えにくく、インパクトがなくなってゆきます。
 
あなたのお店の名刺にこのURLを印刷することも考えてみましょう。ダラダラと長過ぎるドメイン名にするほど、文字も小さくしなくてはなりませんし、パッと見た時に「企業・お店の独自ドメインだ」という印象が弱くなりますよね。長すぎドメイン名にはデメリットしかありません。
 

ドメイン名と企業名・サービス名の関連がないのはNG

 例)http://neko-neko-daisuki.com

上記のドメイン名がペットショップや猫関連サイトであれば、問題は無いでしょう。しかしこの名前で「花屋」の公式サイトだったら、誰もが首をひねりますよね。ドメイン名は原則として、以下のような要素と連想づくものとすることが大切です。

店名
企業名
サイト名称
サービス内容
キャッチコピー

ドメイン名では「ユーザーから見てわかりやすい」「親しみやすい」「おぼえやすい」といった点がもっとも重要となります。新しく申請し使われるようになったトップレベルドメインであれば、あなたの店名・企業名に近いシンプルなドメインが取得できるかもしれません。「定番トップレベルドメイン」にこだわるよりも、「ドメイン全体がわかりやすいこと」を重視してみましょう。

【ドメイン空き状況検索サービスを使ってみよう】
Webサイトの中には、独自ドメインの空き状況を検索できるサービスもあります。指定したいドメイン名(サードレベルドメイン)を入力し、トップレベルドメイン等を選んで検索すれば、登録済みのものかどうかがわかる仕組みです。自分の希望するドメイン名が付けられそうかどうか--まずはそれを確認するところから始めてみましょう。

4.SEO対策には「独自ドメイン」が重要!

ドメインの種類とSEOには直接的な関係は無い--しかし、SEOとドメインが大きな関連性を持っていることは間違いありません。自社サイト・自店舗のサイトが「独自ドメイン」を取得しているかどうか?これはSEOという意味でも重要なポイントとなります。

借り物ドメインでは信頼性ダウン

プロバイダが提供している無料のホームページサービスや、カンタンに使えるブログサービス…これらのサービスのURLでは、ドメイン名には最初に「プロバイダ名」や「ブログサービス名」が入っていますよね。

このようなドメインは、いわば「借り物」のドメインです。大きな賃貸マンションの中の一室だけを借りているようなイメージだと考えてみてください。しかも無料でも借りられる「おまけ」のようなサービスですから、「住所を持っている」と言われても信頼性は今ひとつですよね。

対して独自ドメインは、一戸建てを自分で持つようなイメージです。ネット上での信頼性は格段に高まります。ユーザーからも安心感を持たれるのでアクセスアップが期待できますし、Googleからの信頼を得られる可能性も高まります。

他ユーザーのコンテンツで評価が左右されない

「借り物ドメイン」のデメリットとしては、「他コンテンツの評価で表示順位が下がる恐れがある」という点があります。前述したマンションのたとえで言えば、マンションの入居者に一人でも悪い人が居ると、Googleからまとめて「悪いマンションだ」と判定され、全員の表示順位が下がったり、最悪の場合には「非表示」にされる恐れがあるのです。

その点「独自ドメイン」の場合には、他ユーザーのコンテンツによって表示順位が左右されることはありません。自分の持っているドメイン内のコンテンツだけが評価対象となり
ますから、「自分の努力」がキチンと認められやすいのです。

今までアレコレSEO対策をやってみたけれど効果がいまいちだった…それはもしかしたら、借り物のドメインの中で留まっていたせいかもしれません。自分のコンテンツの充実度が直接的iに結果として現れる「独自ドメイン」の方が、より効果的なWebマーケティングを行うことができるでしょう。

おわりに

ドメインの種類や意味、選び方等についてのポイントはいかがだったでしょうか?繰り返しになりますが、ドメインはサイトの顔であり、店や企業の顔ともなる存在です。適当に決めることなく、「これだ!」と思えるドメインをしっかりと考えていきましょう。

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