企業ホームページは必要?公式サイトを持たない4つのデメリット

公式サイトを持たないデメリット

あなたの会社・店舗には企業公式のホームページ・サイトはありますか?総務省の実施する統計調査データによれば、2019年の段階で自社ホームページ・公式サイトを持つ企業は91.8%にまで到達したのだそうです。しかしまだ約10%の企業は自社ホームページを持たない状態に留まっています。

「情報発信はSNSで良いかと思っていた」「気にはなっているがなかなか進まない」「Web担当が居なくて…」等、自社ホームページを持たない理由は企業によって様々。しかしいずれにしても、経営やマーケティングという側面で「自社サイトが無い」という状態ではかなりのデメリットを負っている可能性が高いと言わざるをえません。

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企業ホームページ・自社サイトが無いということは、その企業・店舗にどのようなデメリットをもたらすのでしょうか。ここでは4つの側面から、その問題点を解説していきます。

ホームページ開設状況の推移(産業別)2019年出典:平成30年通信利用動向調査|総務省

1.持続的かつ系統立てた情報発信ができない

2010年代以降、急速に発展したブログやTwitter・Facebook等のSNSサービス。特にSNSの利用率は全人口の72%以上という驚異的なものとなっています。企業サイトが無い店舗経営者の方でも、企業や店舗の情報発信の場としてSNSや無料ブログ等を使っているというケースは多いのではないでしょうか。

しかし残念ながら、「ブログ」や「SNS」だけでは、企業ホームページ・公式サイトの完全な代替手段とはなりえません。これらの情報発信手段はあくまでも「補助的」なものであり、企業の情報発信のベース(根幹)とするのは難しいのです。これには以下の2つの理由があります。

SNSでわかるのは「今」の情報だけ

TwitterやFacebook等のSNSでは、リアルタイムの情報を手軽に発信することができます。しかしその即時性に比べて、「時間を遡っての情報の検索」をすることに対してはほとんど対応がされていません。

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例えばレストランA店がTwitterのアカウントのみを持っていたとしましょう。「A店の定番メニューを知りたい」と考えたユーザーがTwitterをのぞいても、ここ数日の投稿は季節のメニューやキャンペーンの話ばかり。他の情報を確認するには、ひたすらTwitter投稿をさかのぼって調べるしかありませんよね。

 
ネットユーザーはこのような手間を著しく嫌います。「よくわからない、情報が見つからない」と感じたら、即座にその店を選ぶのを止めてしまうことでしょう。「情報発信の場がSNSだけしかない」という理由で、この店は顧客獲得のチャンスを失ってしまったわけです。

SNSで発信している情報の鮮度は、原則として「発信した当日」程度しか保てないと考えましょう。SNSの投稿は「期間限定」的なものであり、持続的な発信には向かないのです。

ホームページだからできる「見やすい情報発信」

持続的・永続的に発信していきたい情報(定番メニュー、商品情報等)
企業の概要やスタッフの情報
系統立てた説明が必要な情報(料金表、グラフ)

企業ホームページ・公式サイトであれば、ユーザーに対して上記のような情報をわかりやすく提示することができます。常に見込み客や取引先に対して情報発信を行うべき立場である「企業・店舗」だからこそ、安定した情報発信が行える場である「ホームページ・サイト」という場が必要なのです。

おすすめ記事ホームページ集客に成功する💪7つの法則とアクセスアップの方法

2.見込み客や取引先からの信頼を得られない

次に一度ネットから離れ、現実世界の例で考えてみましょう。「あなたの企業と取引したい」という企業Bが現れたと考えてみてください。このBの名刺に書かれている社屋が以下のようなものだったら、あなたはどう感じるでしょうか?

1.名刺に住所が書かれていない(会社の住所が無い)
2.住所はあるが、無料で借りられるレンタルスペース
3.自社ビル(その企業が所有するビル)

最も「信頼できる」と感じられるのは3.の自社ビル持ちの企業ですよね。無料で誰もが借りられるスペースや住所無しの企業とは「取引をしよう」と考える人は少ないことでしょう。実はこれ、インターネット上でも同じことなんです。

・企業のネットでの情報発信の場が無い → 住所がない状態
・SNSや無料ブログだけしかない → 無料のオフィスを借りている状態
・自社ドメインのサイト・ホームページがある → 自社ビル

スマホ利用率が80%を突破した現在、今や誰もが即座にネット上の情報を確認することができるようになりました。つまり「インターネット上の住所の有無」という問題が、10年前よりもはるかに重視されるようになったということです。

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あなたの会社や店名を聞いた後、取引先予定となる会社やユーザーは「あなたの企業名・店名」でスマホ検索(グーグル検索)をすることでしょう。その時、企業サイトが無かったら?そのデメリットがいかに甚大となるか…「住所」の例えを知った後にはよく理解できるはずです。

 

見込み客の来店・購買チャンスを逃す
初めて店に行こうとする見込み客
初めてサービスを利用しようとする見込み客
初めて商材を購入しようとする見込み客

このような検討段階にある見込み客は、高い確率で企業ホームページ・サイトをチェックしてきます。「公式サイトも無いし、ちょっと不安」と感じたら、彼らはあなたの企業・店舗を選ぶことを中止してしまうかもしれません。

特に40代以下の購買層では、ネット上の情報を重視する傾向が見られます。企業ホームページが無いことは、今後の見込み客獲得・売上げアップを阻む大きな要素となる可能性が高いのです。

BtoB・取引先の損失も甚大

企業ホームページの有無が影響を及ぼすのは、エンドユーザーを対象としたBtoCの関係に留まりません。長期的な契約獲得が期待できるBtoB(対法人向け商材)の場合においては、さらに企業の信頼性が問われます。

現在獲得している取引先だけで終わらせず、今後さらに法人取引先を拡充していきたい…そう考えるのであれば、「ネット上の名刺」とも言える企業ホームページは必須と言えるのです。

3.優秀な人材獲得のチャンスを逃しやすい

企業ホームページ・公式サイトに訪れるのは、未来の顧客や取引先だけではありません。その店舗や企業に就職したい、アルバイトをしたいと考える「求職者」達。つまり学生や中途入社希望者達も、情報収集のために企業ホームページをチェックしています。

アンケート企業が2018年が行った市場調査によれば、就職活動中の学生のうち、実に93%がインターネットでの情報収集をしているとのこと。さらにそのうち83.2%が「企業ホームページを見る」と回答しています。

【求職者達の情報収集動向】
求人サイトや就職サイト等をチェック
大学・専門学校等で就職・バイト情報を収集
知人等からの紹介

気になる企業や店舗を見つける

企業のホームページ・サイトで情報確認する

求職者達が企業ホームページを見に来る理由には様々なものがありますが、そのひとつには「安心して働ける企業かどうかを確認したい」というものが挙げられます。就職でもパートでも、これから自分が在籍する企業がキチンとした会社かどうかを知りたいのは誰もが同じです。

【求職者達の不安・疑念・疑問】

実績のある会社なのだろうか?
悪徳企業ではないだろうか?
いつから経営している会社なのか?
経営は安定しているのだろうか?
取引企業にはどんなところがあるのか?
経営規模はどの程度か? 等

企業ホームページ・公式サイトがあり、そこで企業沿革や会社概要等をチェックできれば、求職者達は安心して求人の応募をすることができます。会社の社屋やオフィスの様子や、働くスタッフ・上司の様子等がサイトに掲載されていれば、より安心感は高まることでしょう。

しかし企業の公式サイトが無く、ネット上でわかるのはせいぜいオフィスや店舗の住所だけ…こんな状態だったらどうでしょうか。人間は「見えないもの・わからないもの」に対して、実際よりも大きな不安や疑念を抱きやすいという心理的傾向を持っています。

「ちゃんとした会社かどうかわからない」…そう感じた求職者達は、あなたの企業・店舗に応募をすることを止めてしまうかもしれません。

競合他社に優秀人材を奪われる?

あなたの企業・店舗がどれだけクリーンで安定した経営をしていても、ネット上でそれが見えなければ求職者達に「信頼性」が伝わる可能性はゼロです。

就職志望先にいくつか候補がある場合、企業ホームページで情報をしっかりと発信している他社に魅力を感じ、応募先を変更しようと考える人も多いことでしょう。「情報をしっかりと収集し、能動的に選択ができる」という有能な人ほど、他社に流れてしまいやすくなるわけです。

企業サイトを持たないということは、優秀な人材を獲得する機会の大幅な損失に繋がります。特に人材不足が叫ばれる現代の日本において、これは非常に大きなデメリットではないでしょうか。

おすすめ記事サイトの会社概要で信頼を勝ち取る!書き方・作り方のコツ

4.問い合わせ対応での時間・手間の損失が大きい

見込み客や未来の取引先が商材やサービスに疑問をいだいた時、対応をするのが「問い合わせ窓口」ですね。企業ホームページ・公式サイトが設置されている場合、ユーザーはまず公式サイトにアクセスし、「問い合わせ」コンテンツから「メール」「SNS」「チャット」等、希望する問い合わせ方法を選ぶことができます。

「修理の場合には電話を、その他の場合はメールを」といった具合で、企業側が適切な問い合わせ窓口へと誘導することもできるのです。

さてここで企業ホームページ・公式サイトが無い場合にはどうなるでしょうか。企業名・店舗名でGoogle検索をしてみても、出てくるのは代表電話番号だけ…これでは、ユーザーは電話をするしかありません。ユーザー側にとっても不親切な対応と言えます。

「問い合わせ窓口」の混雑の恐れ

さらに問題と言えるのは、問い合わせ数が増えた場合です。例えば取り扱っている商材がSNSをきっかけに話題となり、一躍問い合わせ数が増えたとします。

「ホームページが無い、電話番号しかわからない」という場合、多数の問い合わせはひとつの電話番号に集中することでしょう。企業側はすべての問い合わせを電話で捌かなくてはなりません。

朝から晩まで電話がなり続ける…「問い合わせ専用の電話対応スタッフ」を置いているような企業で無い限り、このような状況はかなりの痛手となります。電話はメールと違って「即座での対応」が必要ですから、電話を取らずに無視するわけにもいきません。

多くの人手を問い合わせ対応に回さなくてはならなくなり、結果として人員確保のためのコストがかかることも。また購入や契約機会を損失しやすくなってしまうのです。

公式サイトがあれば説明の省略も簡単

企業ホームページや公式サイトの多くでは、ユーザーが問い合わせをする前の「ワンクッション」として「FAQ(よくあるご質問)」のコンテンツを設置しています。

このFAQで代表的な質問と回答を掲載しておけば、ユーザーはわざわざ電話やメールをすることなく疑問を解消でき、高い満足度を維持できるのです。またFAQ(Q&A)のコンテンツを設定しておけば、問い合わせ回答をする手間や人員の大幅な削減をすることもできます。

また「商品の使い方」といった説明が難しい情報については、企業ホームページにイラストや画像・動画での説明コンテンツを設置するのも手です。ユーザーへの問い合わせ回答メールに「こちらのサイトもあわせてご参照ください」とURLを付けたメールを送れば、長々と手順を説明する手間もかかりません。

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問い合わせ対応に多くの人員を割けない中小規模の企業・店舗にこそ、「問い合わせ総合窓口」となる企業ホームページ・店舗公式サイトは必要となるのです。

おわりに

企業ホームページ・公式サイトが無い4つのデメリットはいかがだったでしょうか?かつては企業向けのホームページというと、驚くほど高価な料金で外部設計されるか、社内でWebに詳しい人が手作り感覚で設計するか…といった二極化が見られました。

しかし近年では比較的安価に公式ホームページを制作してくれる業者も多数登場し、クオリティの高い企業ホームページが手軽に運営できるようになっています。今後の経営拡大・売上アップを目指すためのWebマーケティングベースとして、公式サイトの設置を検討してみましょう。

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