Web制作関連入門

meta メタタグとは?種類・意味・徹底解説

だいひょう
メタタグは、サイトの情報を検索エンジンに提供するうえで非常に便利です。メタタグを使用して、あらゆる種類の情報を提供できます。各システムでは、サポートするメタタグのみを処理し、残りは無視されます。HTML ページの <head> セクションにメタデータを追加する効果・種類について解説します。
マイ
Google がサポートしているメタタグについて【Search Console ヘルプ】でご確認できます。Google がサポートしている特別なタグ

meta タグとは?

metaタグ(メタタグ)とは、htmlページの<head>~</head>内に記述される、ページの各種付加情報を定義するタグです。

 

META要素

META要素は、メタデータを指定するための一般的機構である。しかし、HTML要素・属性の中には、既に何らかのメタデータを取り扱うためのものがあり、著者によってMETA要素の代わりにメタデータ指定に使われ得る。 TITLE要素、ADDRESS要素、INS及びDEL要素、title属性、cite属性がそれである。

 

META要素とHTTPヘッダの関係

http-equiv属性は、name属性の代わりに用いられ得る。その場合、文書がハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)で取得される際に特別な意味を持つ。HTTPサーバは http-equiv属性で指定されるプロパティ名を、HTTP応答における[RFC822]形式のヘッダ生成に用いるであろう。

 

METAタグ一覧

Author

<meta name=”Author” content=”作者情報”>
※制作者が誰であるかを表記します。このタグは特定の人物が作成したドキュメントを一覧検索する際に活用されます。


copyright

<meta name=”copyright” content=”著作権表示”>
※著作権を表記します。現在の日本の著作権法上では特に明記しなくとも著作物が創られたときから権利が発生することになっていますから、わざわざ入れる必要はないと云ってしまえばそれまでですが。


Description

description
<meta name=”Description” content=”本文要約”>
※ウェブページに関する説明文を記述します。特定の検索エンジンの情報収集ロボットがウェブページを訪れた際にMETA DESCRIPTIONタグ内の情報をそのウェブページの説明文として検索エンジンに提供します。


Keywords

<meta name=”Keywords” content=”キーワード1,キーワード2,キーワード3″>
※検索エンジン(サーチエンジン)の検索したときのキーワードとして使用されます。カンマ区切りで複数記入できます。
※今現在、メタキーワードはSEO指標として使用していない!と表明されています。
Google does not use the keywords meta tag in web ranking(Googleはウェブランキングでキーワードのメタタグを使用していません)


Generator

<meta name=”Generator” content=”ページの作成に使用したソフト名”>
※ホームページ制作ソフトを使用した場合、このmeta(アプリケーション情報)が自動的に入るケース等あるようです。


Robots content=”index, follow”

<meta name=”Robots” content=”index, follow”>
※検索エンジン(ロボット)に対しての対応に使われます。上記の場合、インデックスファイル自動収集を「許可する」指定になります。


Robots content=”noindex,nofollow”

<meta name=”Robots” content=”noindex,nofollow”>
※検索エンジン(ロボット)に対しての対応に使われます。上記の場合、インデックスファイルはもとよりそれ以外のファイルも検索させない設定になります。この指定により良心的なロボットはそのファイルを拾わなくなります。


Robots content=”nosnippet”

<meta name=”Robots” content=”nosnippet”>
※検索エンジン(ロボット)に対しての対応に使われます。上記の場合、検索結果でサマリーを表示しません。


Robots content=”noarchive”

<meta name=”Robots” content=”noarchive”>
※検索エンジン(ロボット)に対しての対応に使われます。上記の場合、キャッシュリンクを表示しません。


Robots content=”noodp”

<meta name=”Robots” content=”noodp”>
※検索エンジン(ロボット)に対しての対応に使われます。上記の場合、ODPのデータを検索結果のタイトルやサマリーに利用しない。


Content-Language

<meta http-equiv=”Content-Language” content=”ja”>
※META要素でHTMLにおける主言語を指定します。


Content-Script-Type content=”text/javascript”

<meta http-equiv=”Content-Script-Type” content=”text/javascript”>
※文書内で使用しているスクリプト言語がJavaScriptであることを示しています。


Content-Style-Type content=”text/css”

<meta http-equiv=”Content-Style-Type” content=”text/css”>
※文書内で使用しているスタイルシート言語がCSS(カスケーディングスタイルシート)であることを示しています。


Content-Type charset=文字コード”

<meta http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=文字コード”>

文字コード
Shift_JIS(シフトJIS)
iso-2022-jp(JIS)
EUC-JP(日本語EUC)
UTF-8(UTF-8)

Default-Style

<meta http-equiv=”Default-Style” content=”デフォルトスタイルシート”>
※デフォルトの代替えのスタイルシートセットの名前をセットします。


X-UA-Compatible

<meta http-equiv=”X-UA-Compatible” content=”IE=EmulateIE7“>
※Internet Explorer 8(IE8)は標準に準拠した形でページを表示するため、古いバージョンのIEに合わせて作成したページを表示するとレイアウトが崩れてしまう可能性がある。そのため、IE8にはレンダリングモードが用意され、古いIEと同じ形でページを表示できるようになっている。

content属性の値レンダリングモード
IE=8IE8 Standardsモードで表示
IE=7IE7 Standardsモードで表示
IE=5Quirksモードで表示
IE=edge最新のレンダリングモードで表示
IE=EmulateIE8DOCTYPE宣言に応じてIE8 StandardsモードまたはQuirksモードで表示
IE=EmulateIE7DOCTYPE宣言に応じてIE7 StandardsモードまたはQuirksモードで表示

Pragma

<meta http-equiv=”Pragma” content=”no-cache”>
※ブラウザが対応している場合に、ページキャッシュを無効にすることができます。掲示板やチャットなど、更新の激しいページに利用されます。


Cache-Control

<meta http-equiv=”Cache-Control” content=”no-cache”>
※上記と同様にブラウザが対応している場合に、ページキャッシュを無効にすることができます。


expires

<meta http-equiv=”expires” content=”有効期限”>
※ページの有効期限を指定することができます。この情報はキャッシュによって、当該文書の新しいコピーをいつ取ってくれば良いかを判断するために使われます。キャッシュを無効にするにはcontent=”0″と指定します。


Expires

<meta http-equiv=”Expires” content=”日時(GMT) or 秒数”>


Refresh

<meta http-equiv=”Refresh” content=”秒数;URL=http://・・・”> ※リダイレクト


Refresh

<meta http-equiv=”Refresh” content=”秒数”> ※リロード


Page-Enter

<meta http-equiv=”Page-Enter” content=”blendTrans(Duration=秒数,Enabled=1)”> ※ページ効果


Page-Exit

<meta http-equiv=”Page-Exit” content=”blendTrans(Duration=秒数,Enabled=1)”> ※ページ効果


Site-Enter

<meta http-equiv=”Site-Enter” content=”blendTrans(Duration=秒数,Enabled=1)”> ※ページ効果


Site-Exit

<meta http-equiv=”Site-Exit” content=”blendTrans(Duration=秒数,Enabled=1)”> ※ページ効果


Imagetoolbar

<meta http-equiv=”Imagetoolbar” content=”no”> ※イメージツールバーを表示しない


noscript

<meta http-equiv=”noscript”> ※javascript off


cleartype

<meta http-equiv=”cleartype” content=”on”> ※cleartype フォントを on


msthemecompatible

<meta http-equiv=”msthemecompatible” content=”no”> ※視覚テーマの有効/無効

大文字・小文字の区別なし

属性値の大文字、小文字を区別しません。
<meta name=”robots” content=”noindex”>
<meta name=”ROBOTS” content=”NOINDEX”>
<meta name=”RoBoTs” content=”NOindex”>
※上の3つはどれも同じように解釈されます。
※verify タグは除きます。

関連記事

最近の記事

  1. 解体業がホームページで集客に成功する8つの秘訣

  2. BingのAIチャットとは?メリットや注意点を初心者向けに解説

  3. GoogleのAI「Bard(バード)」とは?日本語版公開は?初心者向け解説

  4. AIチャットボット「ChatGPT」とは?使い方・注意点を初心者向けに解説

  5. AI文章作成サービスってどう?マーケティングでのメリット・デメリット

TOP