さくらレンタルサーバの特徴とは?良い面・悪い面を両方チェック

さくらレンタルサーバ

レンタルサーバー選びの時に、必ず一度は挙がるのであろう名前が「さくらレンタルサーバ」ではないでしょうか?利用者件数45万件以上という超大手ですから「周囲に使っている人が居る」という人も多いかもしれませんね。

ただ、レンタルサーバー選びでは「自分の運営していくサイトのスタイルに合っているかどうか」という点を重視することが大切です。知り合いの「良い・悪い」という口コミだけでなく、そのサーバー会社の特徴をしっかり知って、自分に合うかどうかを判断していく必要があります。

ここではさくらレンタルサーバのサービスについて、良い点だけでなく悪い点も詳しく解説を行います。サーバ選びに悩んだ時の参考にしてみましょう。

さくらのレンタルサーバ 公式サイト

さくらレンタルサーバの9つの良い特徴

まずは『さくらレンタルサーバ』の魅力的な点を、いくつかの側面から見ていきます。

1.老舗ネット企業による安定した運営

さくらレンタルサーバのサービスを提供しているのは『さくらインターネット』というインターネットサービス企業です。こちらの会社の創業はなんと1996年!日本でインターネットが始まった最初期にスタートした企業であり、超老舗格に加えられます。

しかも『さくらインターネット』は、他のネット企業のように超大型グループ企業の傘下には入っていません。データセンター事業・ホスティング事業を主力に戦いつつ東証一部上場しているという、経営的にも安定した企業と言えます。「企業の信頼感」という側面から「さくらレンタルサーバ」を選ぶという人も多いようです。

2.VPS・専用サーバ提供もあり法人にも強い

さくらレンタルサーバ(さくらインターネット)は、レンタルサーバサービス(共用サーバー)のみならずVPS(仮想専用サーバー)や専用サーバのサービスも提供しています。より大規模なサイトを扱う中級者・上級者、さらには法人を対象にしたサーバサービスを運営してきた企業です。

有名サーバのひとつである『ロリポップ』がどちらかというと個人向けのサービスに長年主力を注いでいたのとは対照的な点と言えます。

SSHを導入してリモート接続に対応可能としたり、「SNI SSL」の導入で安価な料金で独自SSLに対応する等、上級者が喜ぶ機能の充実にも早くから取り組んできた点からも『さくらレンタルサーバ』が幅広いユーザーに対応していることがわかります。

3.転送量が大きいからアクセス数が増えても安心

『さくらレンタルサーバ』の大きな特徴が、その転送量の大きさです。プレミアムプラン(月額1571円)では1日の容量は200GB、ビジネスプロ(月額4,714円)では1日500GBまで対応!これは非常に心強い数値ですね。

ちなみに比較対象として『ロリポップ』の場合、最高ランクの「エンタープライズ」プランでも転送量の上限は1日100GBまでとなっています。2倍~5倍の転送量に対応できるというだけでも、その転送量の多さが伝わるのではないでしょうか。

優秀なバックボーン回線を持ち、自社でデータセンターを管理しているからこそのゆとりのある転送量設定と言えます。あなたのサイトが一躍話題となり、日本中から圧倒的なアクセスがあったとしても、「自サイトが表示できない」といったトラブルが起こる危険性は99%無いでしょう。

4.月額換算131円とお手軽プランもあり

さくらレンタルサーバ料金プラン
高速・安定・無料SSL付!月額524円でWordPressが使えるさくらのレンタルサーバ

ここまでの説明だと、「『さくらレンタルサーバ』は上級者や法人向けっぽいな」と感じた人も居るかもしれません。しかし『さくらレンタルサーバ』は、そもそも「安価で手軽なレンタルサーバサービス」を展開し、価格破壊をすることで有名になった企業です。初心者向けや気軽にサイト運営をしたい人向けのプランも充実しています。

例えば最安値の『ライトプラン』は、年額1571円!1ヶ月あたりに換算すると、たった131円でサーバを借りることができます。その上位ランクの『スタンダードプラン』も1ヶ月524円と気軽な価格設定です。

またライト~プレミアムまでの割安プランは、最初に支払う初期費用も1,048円と割安。コストをかけずにサイト運営をしたい人にも向いています。

5.全プランに電話サポート付き

月額100円~500円の激安プランだと、サポートがなかったりチャットやメールだけだったり…一般的なレンタルサーバの場合、この手のタイプのサポート体制は珍しくありません。サイト運営を安く上げようとしたら、その分ある程度は自分で対応をしなくてはならない…というわけですね。

しかし『さくらレンタルサーバ』では、月額換算131円のライトプランでも電話でのサポート(フリーダイヤル)を受けることが可能です。

平日の午後6時までの対応とはなりますが、「困った時には電話で質問ができる」という点は、特に初心者には心強いのではないでしょうか。

6.自動口座振替に対応!経理部門がスムーズに

レンタルサーバでありがちなのが、「支払いがクレジットカードのみ」というパターンです。クレカの名義が合わなくて後から確定申告の手続きが面倒になったりと、クレカ支払いには様々なデメリットも。特に「クレジットカードを持っていない」という人の場合、この点は大きなネックになってしまいますね。

しかし『さくらレンタルサーバ』では、料金を自動口座振替にすることができます。指定した銀行口座から自動的に料金が引き落とされるシステムなので、クレカ等の準備の必要は無し!入金確認済みの支払いについては、会員メニューから手軽に受領書を発行することもできます。

特に法人でサイト運営をしたい場合や、サイト運営による収益を確定申告する必要がある場合等には、経理をスムーズにできる口座振替対応は嬉しいポイントとなるのではないでしょうか。

7.耐震・免震構造の国内自社データセンター

『さくらレンタルサーバ』は、自社データセンターを国内(北海道石狩市)に設置しています。またデータセンター設備には耐震・免震構造を導入しており、万一の停電に備えた電源装置の対策も万全です。

さくらレンタルサーバの地震への強さは、2011年の東日本大震災、さらに2018年9月の北海道胆振東部地震によって証明されました。北海道全域で停電が発生したという大規模な被害があったにもかかわらず、同社は自家発電にてデータセンターを稼働。

安定した運用を続けるだけでなく、9月6日の地震発生から9月8日の非常装置停止まで、常に障害ページ・Twitter等でリアルタイムの情報を出し続けたのです。

「国内にデータセンターがある」という点は良いポイントではありますが、日本に基盤がある異以上、地震等の災害を避けきることはできません。しかし地震対策に力を入れている『さくらレンタルサーバ』であれば、今後も安定した運用を行ってくれることでしょう。

8.WordPress教本でも紹介されている

最大手とも言える『さくらレンタルサーバ』は、初心者向けのWordPress教本にもたびたび登場しています。「教本を見ながら、ひとつひとつレンタルサーバの使い方を覚えていきたい」という人にとっては、教本そのままにサービスが使えるという点は大きなメリットとなることでしょう。

9.激安!87円の「メールのみプラン」がある

「独自ドメインのメアドを持つためにレンタルサーバを使いたい」という人、意外と多いですよね。特に近年では「格安SIMを使っているのでキャリアのメアドが無い、メアドは独自ドメインで…」という人も増えており、独自ドメインのメールサービスの需要が高まっているようです。

『さくらレンタルサーバ』では「メールサービスだけで良い」という人向けに超シンプルなメールサービスも用意されています。年額1048円なので、1ヶ月あたりの支払いはなんと87円!100円以下という驚きの低価格でメールサービスが使えるのです。しかも初期費用は無料となっています。

容量は10GBですが、メアドの作成数は無制限です。激安価格でありながら安定性のあるサーバサービスが使えるというのは、大きなメリットと言えます。

さくらレンタルサーバの4つの良くない点

様々なメリットがある『さくらレンタルサーバ』ですが、当然のことながら良い事づくし…というわけではありません。やはり少々の残念なポイントはありますので、その点も知っておきましょう。

1.マニュアルは「超初心者」には難しい

『さくらレンタルサーバ』の管理画面やマニュアルは、比較的わかりやすい作りにはなっているものの専門用語も多く、「インターネット超初心者」になると説明ゼロでは難しく感じられるかもしれません。

とにかく「とっつきやすさ」に力を入れている『ロリポップ』に比べると、この点は少々初心者に厳しいと感じられるところです。とは言え前述のとおり電話サポートやチャットサポートもありますし、大手である分だけ、ネット上でもサーバ設定についての情報がたくさんあります。

「インターネットには多少慣れている」という人であれば、そこまで悩まずにサービスを使えることでしょう。

2.料金に対する容量・マルチドメイン数は少なめ

圧倒的なゆとりのある転送量に比べると、『さくらレンタルサーバ』のディスク容量とマルチドメイン数は少々弱いところがある…と言わざるをえません。

例えば月払い1,571円のスタンダードプランの場合、ディスク容量は200GB、ドメイン利用最大数は150個です。月額利用料金1,200円の『ロリポップ』のディスク容量は同じ200GBですが、独自ドメイン数は無制限。『エックスサーバー』の「X20」では、月額1800円で容量300GB、独自ドメイン(マルチドメイン)無制限となっています。

大量のサイトを作って運営するといった場合には、『さくらレンタルサーバ』のディスク容量とマルチドメインの制限は不向きと言わざるをえないでしょう。

ただし、数える程度のサイト運営ということであれば、特に問題のあるディスク容量・ドメイン数ではありません。

3.サーバ内プラン変更は不可

『さくらレンタルサーバ』の最大の欠点とも言えるのが、サーバ内でのプラン変更ができない点ではないでしょうか。

プラン変更したい場合、以下のような手続きを取る必要があります。

1)新規で変更を希望するプランを申し込む
2)データを旧プランから新プランへと移行する
3)旧プランの方の契約を解約する

サイト数が多い場合等には、これはかなりの手間です。またデータ移行に手間取った場合、新旧2つの契約を並行していることになるため、その間は料金を二重に払わなくてはなりません。このデメリットを避けるためにも、初回契約時のプランは慎重に選ぶ必要があります。

4.キャンペーン展開が比較的少ない

グループ企業の傘下となっているレンタルサーバ企業ですと、超・大型資本を使っての大規模な集客キャンペーンが頻繁に開催されたりしています。例えばシーズンごとに「初期費用無料」になったり、グループ企業のサービスを使うとキャッシュバックがあったり…といった具合です。

しかし基本的に一社でサービス提供を行っている『さくらレンタルサーバ』では、そこまで頻繁なキャンペーン展開は行われません。「一円でも安く!」と考えている人の場合、キャンペーンの少なさは不満に感じられる可能性もあります。

とは言え前述したとおり手軽なプランも充実していますし、2週間のお試し無料のサービスもありますから、そこまで「料金が高い」という印象は無いことでしょう。

おわりに

『さくらレンタルサーバ』の良い点・悪い点はいかがでしたか?『さくらレンタルサーバ』の特徴をまとめて見ていくと、以下のような人におすすめのサービスであることがわかります。

【こんな人にはさくらレンタルサーバがおすすめ】

・わからないことがある時に電話サポートを受けたい
・運営するサイト・ホームページの数はそこまで多くない
・個人ではなく法人としてサイト運営をしたい
・個人サイトだが大規模サイトにまでじっくり育てたい
・安心感のあるレンタルサーバを選びたい
・メールアドレスを使うだけのレンタルサーバが欲しい

特に個人店舗等、小規模の法人の方が安定してサイト運営をしたいという場合、『さくらレンタルサーバ』の口振対応や安全性は頼りになる存在となってくれるのではないでしょうか。「100も200ものサイト運営をしてアフィリエイトで稼ぐ!」という場合ですと少々物足りないかもしれませんが、一般的なサイト運営であれば十分すぎるほどの機能性であると言えます。「長年の人気ぶりは見掛け倒しでは無い」という評価です。

さくらのレンタルサーバ 公式サイト

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