Web制作関連入門

無料でホームページ作成できるWebnode(ウェブノード)の評判と解説

先にお答えしますと…

Webnode(ウェブノード)は、コーディング不要・無料から始められる日本語対応のホームページ作成サービスです。名刺代わりの小さなサイトから、予約・ネットショップ・多言語サイトまでカバーできます。一方で、無料〜MINIまでは「Webnode」の表示が残ること、細かなデザイン調整が苦手なことには注意が必要です。「まず自分で形にしたい人」には強い味方、「集客まで戦略的に設計したい企業サイト」には専門家との併用が安心です。

「ホームページ、そろそろ作らなきゃ。でも制作会社に頼む予算はまだ…」。そんな時、候補に挙がるのが『Webnode(ウェブノード)』です。

日本ではWixやJimdoほど有名ではありませんが、世界では累計5,000万以上のWebサイトが作られている(公式サイト掲載)大御所です。たとえるなら、「家具付きの貸店舗」。壁も棚もレジも最初から揃っているので、商品(=文章と写真)を並べればすぐ開店できます。

この記事では、制作現場でさまざまなサイト作成ツールを見てきた立場から、Webnodeの特徴・料金・良い点・悪い点を2026年10月時点の公式情報に沿って整理します。

Webnode 公式サイト

無料ホームページ作成サービス『Webnode』とは?特徴と料金プラン

Webnodeは、2008年にチェコで生まれ、現在はスイスに本社を置くホームページ作成サービスです。無料で始められ、独自ドメインや会員機能などが必要になったら有料の「プレミアムプラン」に切り替える仕組みです。

Webnodeの基本情報

運営会社Webnode AG(チェコ・ブルノ発祥、本社スイス)
サービス開始2008年
実績世界で作られたWebサイト5,000万以上、運営15年以上(公式サイト掲載)
対応言語日本語を含む多言語に対応(公式ブログでは24言語と紹介)
主な用途ビジネスサイト、個人サイト・ブログ、ネットショップ、オンライン予約
AI機能AIウェブサイトビルダー、AIアシスタント(文章作成・ページ編集の補助)
モバイル対応スマホ・タブレットでの表示に対応。編集・管理もモバイルから可能
URLhttps://www.webnode.com/ja/

Webnodeの料金プラン

基本は無料。独自ドメインやWebnode表示の削除などが必要になったら、LIMITED・MINI・STANDARD・PROFI(PRO)の4段階のプレミアムプランから選びます。ネットショップ運営を本格化する場合は、さらに上位のBUSINESSプランも用意されています。

Webnodeの料金システム

※上の画像は2021年時点の料金表です。現在の料金は公式の料金ページでご確認ください(画像の差し替えをおすすめします)。

プラン月額(税込)容量/帯域主な特徴
無料0円100MB/1GB基本機能は無料。サイトのアドレスは「○○.webnode.jp」。Webnodeの表示あり
LIMITED【要確認】円200MB/1GB独自ドメインを接続できる入門プラン。優先サポート
MINI【要確認】円1GB/3GB初回の独自ドメイン1年無料クーポン、メール1アカウント、フォーム、アクセス統計、背景動画
STANDARD【要確認】円3GB/10GBWebnode表示の削除、ネットショップ機能、メール20アカウント、Google Analytics連携、2言語対応
PROFI(PRO)【要確認】円7GB/無制限メール100アカウント、会員登録・多言語・バックアップが無制限、サイト内検索
BUSINESS【要確認】円PROFIに準ずる手動での注文作成、複数通貨、請求書の自動発行などネットショップ運営向けの管理機能

料金で押さえておきたい3つのポイント

  • 契約は年単位が基本。公式サポートによると、プレミアムは1年単位のお申込みで最短が1年です。「1か月だけ試す」はできないので、不安なら先にサポートへ相談しましょう。
  • ドメイン無料は初年度のみ。MINI以上は1年無料クーポンが付きますが、2年目からは更新料がかかります。
  • 長期契約ほどお得。プレミアムプランは2年で10%、5年で40%、10年で50%の割引があります(公式サポートより)。

ざっくり言えば、無料プランは「屋台でのお試し出店」、有料プランは「看板を掲げた路面店」です。屋台でもお客さんは来ますが、「本店はどこ?」と聞かれる前に独自ドメインという住所を用意しておくと、信頼感がぐっと変わります。

『Webnode』の良い評判やメリットは?

Webnodeの強みは、「他社広告が出ない」「日本語サポート」「ドラッグ&ドロップで作れる」「スマホ編集OK」「AI機能で文章づくりが楽」の5点です。初心者が最初のつまずきで諦めにくい設計になっています。

Webnodeテンプレート

無料プランでも他社の広告が出ない

Webnodeは、無料プランでも他社の広告がサイトに表示されません。ホームページ作成サービスの無料版では、関係のない広告が出てデザインの雰囲気が台無しになることがあります。いわば、おしゃれなカフェの壁に、突然ラーメン屋のポスターを貼られるようなもの。Webnodeなら、その心配はありません。

この有り難みは、作っている最中より、公開してお客さんに見てもらう段階で実感しやすいポイントです。

日本語サポートが受けられる

Webnodeは外資系サービスですが、日本語でサポートを受けられます。公式サイトでも日本語サポートをアピールしており、使い方ガイド(ヘルプ)も日本語で読めます。

ホームページ作りは「あれ、この画像どこに入れるの?」の連続です。そこで英語の画面が出てくると、一気に心が折れますよね。なお、有料プランでは優先サポートの対象になります。

ドラッグ&ドロップとAIで、コーディング不要

Webnodeは、HTMLやCSSの知識がなくても、テンプレートを選んで部品を動かすだけでサイトを作れます。さらに現在は、サイトの内容を入力するとAIが下書きを作ってくれる「AIウェブサイトビルダー」や、文章入力・ページ編集を手伝う「AIアシスタント」も用意されています。

たとえるなら、ゼロから家を建てるのではなく、モデルハウスの間取りを選んで家具を動かす感覚。「白紙が一番怖い」という方にとって、AIの下書きは心強い存在です。ただし、AIが書いた文章はそのままだと他社と似通いがちです。お店の強みや実績、お客様の声などは、ぜひご自身の言葉で足してください。

スマホ・タブレットでも編集できる

Webnodeは専用アプリ不要で、スマホやタブレットのブラウザからサイトを編集・管理できます。公式サイトでも、モバイル機器からの編集・管理に対応していると案内されています。

「パソコンが手元にない」「通勤電車で更新したい」という方でも、お店の営業時間変更やお知らせをその場で反映できます。(※推奨ブラウザや動作環境は変わることがあるため、最新の情報は公式の使い方ガイドで確認してください。)

検索で見つけてもらうための基本設定ができる

Webnodeでは、ページごとにタイトルとディスクリプション(検索結果に出る説明文)を設定でき、SEOの基本は押さえられます。公式サイトでもSEOツールが案内されています。

  • ページタイトルの設定
  • ディスクリプション(meta description)の設定

なお、以前のSEO解説でよく挙がっていた「メタキーワード」は、現在のGoogle検索では評価に使われていません。設定欄があっても、力を入れるべきはタイトルと本文の中身です。

また、STANDARD以上ではGoogle Analyticsとの連携にも対応します。「お客さんがどこから来て、どこで帰ったか」が分かると、サイト改善が一気に進みます。

予約・請求書・多言語など、小規模ビジネスに便利な機能

Webnodeは「ページを作る」だけでなく、オンライン予約や請求書の送付、SNS連携など、小さなお店や個人事業に役立つ機能も揃っています。公式サイトでは、予約と決済、見積書・請求書の作成、GoogleやFacebook、Instagramとの連携、多言語サイトの作成が紹介されています。

美容室、教室、士業、リフォーム業など、「予約や問い合わせが取れれば十分」という業種にはちょうど良い道具箱です。

有料プランが比較的リーズナブル

Webnodeの有料プランは、本格的なサイト運営ツールとしては低価格帯です。入門のLIMITEDなら、ランチ1回分に届かない月額で独自ドメインを使えるようになります(料金は上の表と公式ページをご確認ください)。

上位のPROFIでは、メール100アカウント、会員登録・多言語・バックアップが無制限になり、本格的なビジネスサイトにも対応できます。

『Webnode』の悪い評判やデメリットは?

Webnodeのデメリットは、「無料〜MINIはWebnode表示が残る」「HTMLや細かなデザイン編集に制限がある」「ネットショップはSTANDARD以上が必要」「契約は年単位」の4点です。契約前に、ここだけは必ず確認しておきましょう。

無料・LIMITED・MINIでは「Webnode」の表示が残る

無料でも他社広告が出ないWebnodeですが、Webnodeの表示を消せるのはSTANDARD以上のプランです。公式FAQでも、Webnodeのブランド表示の削除は有料プランの機能として案内されています。

広告ほど目立つものではありませんが、お店の看板の隅に「貸店舗です」と小さく書いてあるような印象は否めません。取引先や新規のお客様にしっかり信頼されたい事業者の方は、STANDARD以上を前提に考えるのが安心です。

HTML編集や細かなデザイン調整には向かない

Webnodeは、ソースコードを自由に書き換えて作り込むタイプのサービスではありません。テンプレートの枠の中で整える設計のため、「ボタンの位置を1ピクセル単位で動かしたい」「独自のアニメーションを入れたい」といったこだわりには向きません。

これはWebnodeの欠点というより、賃貸住宅で壁をぶち抜けないのと同じ性質です。その代わり、壊す心配がないとも言えます。

ネットショップはSTANDARD以上から

Webnodeでネットショップ機能を使うには、STANDARD以上のプランが必要です。商品を数点だけ試しに売りたい場合、より安価なネットショップ専用サービスのほうが合うケースもあります。

一方、請求書の発行や手動での注文作成、複数通貨に対応した運営管理が必要な場合は、上位のBUSINESSプランが選択肢になります。売りたい商品数と運営の手間を先に整理してから選ぶと失敗しにくいです。

「お試し1か月」はできない(年単位の契約)

プレミアムプランは年単位のお申込みで、最短でも1年です。「とりあえず1か月だけ」という使い方はできないため、迷う場合は先に無料プランで操作感を確かめ、公式サポートに相談してから申し込みましょう。

こんな人には『Webnode』がおすすめ!

Webnodeは、「自分でサクッと作りたい初心者」「予約や会員機能がほしい小規模ビジネス」「多言語サイトがほしい事業者」に向いています。逆に、デザインや集客設計にこだわる企業サイトには向きにくい場面があります。

手早くホームページを作りたい人

テンプレートを選び、AIの下書きや自分の文章を入れるだけで、最短で当日中の公開も可能です。「来週のイベント告知ページが今日ほしい!」という場面でも頼れます。

Webの専門用語や知識に自信がない人

「WordPressは設定が多くて挫折した」という方でも、Webnodeは画面上で完結します。専門用語の海に飛び込まなくても、浮き輪をつけた状態でスタートできます。

美容院・ヨガ教室・士業など、予約や会員が欲しいビジネス

オンライン予約や、会員だけが見られるページ(会員機能は上位プランで拡張)が役立つ業種です。美容室、各種教室、クリニック、エステ、弁護士・税理士などの事務所サイトにも向いています。

多言語(インバウンド)対応サイトを作りたい人

STANDARDで2言語、PROFI以上で言語数の制限なく多言語ページを追加できます。外国のお客様が多い宿泊・飲食・サービス業や、海外展開を視野に入れている方に合います。

逆に、専門家に相談したほうがよい人

Webnodeで十分な人

  • まず名刺代わりのサイトがほしい
  • 自分で更新できることを重視したい
  • 費用を月額数百円〜千円台に抑えたい

専門家に相談すると安心な人

  • 検索から安定して問い合わせを増やしたい
  • ブランドの世界観を細部まで表現したい
  • 将来、機能を自由に拡張したい

Webnodeのよくある質問(FAQ)

QWebnodeは本当に無料で使えますか?

Aはい。公式FAQによると、基本機能は期間の制限なく無料で、商用利用も可能です。独自ドメインの接続やネットショップ、多言語化などは有料プランの機能です。

Q無料プランのサイトのURLはどうなりますか?

A「サイト名.webnode.jp」の形式になります。このアドレス自体は無料でずっと使えます。「○○.com」のような独自ドメインにする場合は、別途ドメイン費用がかかります。

QWebnodeの表示はどのプランで消せますか?

ASTANDARD以上です。無料・LIMITED・MINIでは、サイトにWebnodeの表示が残ります。

Q独自ドメインは無料でもらえますか?

AMINI以上のプレミアムプランには、初回購入時に1年間の無料ドメインクーポンが付きます。2年目以降は更新料が必要です。

Qプレミアムプランは月単位で契約できますか?

A公式サポートでは、お申込みは年単位で最短1年とされています。契約前に不安がある場合は、サポートへ相談できます。

QWebnodeでネットショップは作れますか?

A作れます。ただし、ネットショップ機能はSTANDARD以上のプランが対象です。注文管理や請求書発行まで必要な場合は、BUSINESSプランも検討してください。

QWebnodeとWordPressはどちらが良いですか?

A「早く・簡単に・自分で更新したい」ならWebnode、「デザインや機能を自由に拡張し、SEOや集客施策を作り込みたい」ならWordPressが向いています。簡単に言えば、Webnodeは家具付き賃貸、WordPressは注文住宅です。

おわりに

Webnodeは、「Webの知識に自信はないけれど、自分でホームページを持ちたい」という方にとって、完成までの道のりがとても短いサービスです。無料から始められ、AI機能や日本語サポートも使えるため、最初の一歩としては有力な選択肢でしょう。

一方で、ホームページは「作ること」より「見つけてもらい、問い合わせにつなげること」のほうがずっと大変です。立派な店を建てても、地図に載っていなければお客様は来ません。

「Webnodeで作るべき?それとも別の方法?」と迷ったら

ホームページ制作の現場では、サービス選びの段階で相談をいただくことも少なくありません。事業内容や予算、「何件の問い合わせがほしいか」を伺ったうえで、Webnodeのような作成サービスが合うのか、制作会社に頼んだほうがよいのかを正直にお伝えします。お気軽にご相談ください。

ホームページ制作の無料相談はこちら

まずは、気になった方は無料プランで実際の操作感を確かめてみてください。

Webnode 公式サイト

※本記事の料金・機能・仕様は2026年10月時点の公式サイト・サポートページおよび公開情報をもとにしています。内容は変更される場合があるため、ご契約前に必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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